更新日:2006/01/08(日)
[コラム] 木づかい三つの提案
──出版・エコグッズ プロデューサー 五味正彦
林業のオルタナティブを(続)
京都議定書は発効したが、その完全実施、拘束力が、おぼつかなくなっている、と早くも新聞等々に載るようになってきている。
今回の衆院選の結果、「なんでもやれる小泉さん」なわけだから、早くもおぼつかないと書かれるのは、小泉にやる気がない、ということになる。それも当然、強固に反対するアメリカ・ブッシュのポチさかげんを証明しているだけのことなのかも知れない。
とはいえ、小泉の意向に関係なく私たちは、地球を守り、人類を守り、日本列島を次世代に残すために、今やれることは今やらなくてはならない。そこで森林の話、パートUだ。
「各分野の知恵を総動員して国産材を使い、森林に金を落とし、人を入れ、又、若い木を育てる。こういう運動を二〇〇五年を元年としてスタートさせたい。」と前回(九月五日号)で大げさなことを書いてしまった。
私に実際、どれ程のことがやれるのかはともかく、このような気の持ちようでやらないと日本の森林維持が「間に合わない」ことは確かだ。
誰にも参加できる日本の木づかいのプランとは。エコグッズ・プロデューサー(出版プロデューサーが本職だが)五味は大筋で三つの提案を考えた。
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