更新日:2005/10/21(金)
[社会] 脅迫と処分を繰り返す開き直り経営者
──管理職ユニオン関西書記長 仲村実
四国の香川県S市にある自動車学校で闘いが始まった。組合員は四名。相手は、社長Sと常務M(経営者の母娘)である。東京で暮らしていたMが、S市に戻り代表取締役(常務)に就任してから、三〇数名いた指導員等を減らすため、いじめや過酷な仕事を強要し始めた。具体的には、教習をさせず一日中草抜きをさせる。有給休暇届けを直前になって勝手に取り消す。休憩時間なしの長時間教習をさせる等々である。こうした嫌がらせに耐えかねて、二〇〇二年一二月から今年七月ごろまでの約二年半で、指導員二八名を含む約六〇名が退職させられた。組合員の内二名は、その当時常務の業務命令により、指導員を辞めさせるという嫌な役割もさせられたのである。
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