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射殺に抗議し首相官邸に押しかける親族と市民たち
更新日:2005/09/16(金)

[海外] 英国/「反テロ」名目に国民統合謀るブレア 情報操作突き破る反戦市民
──レポート 吉田登志夫

ブラジル青年射殺事件 見せしめの公開処刑か?

八月二三日夕方六時半、ストップ・ザ・ウォー連合などの呼びかけで、「(ロンドン同時爆破事件容疑者と間違えられて射殺された)ブラジル青年イアンさん追悼と射殺・情報操作抗議の行動」がウエストミンスター首相官邸前でもたれた。行動には約四〇〇人の人々が集まり、行動に先立って、イアンさんの家族らは首相官邸に入り、英国ブレア首相に「射殺抗議と警察署長の罷免と責任追及、そして、独立した機関による公開調査要請」を行った。

これは「ロンドン同時爆弾事件」の容疑者としてイアンさん(二七歳)が七月二二日に地下鉄駅で武装警察に射殺された事件で、警察は「イアンさんが捜査官の追跡に気づいてストックウェル駅の改札を飛び越えて構内に逃走した」「暑い日なのに厚手のジャケットを着ていたため、自爆の恐れがあると見て頭部に銃弾を撃ち込んだ」と発表し、その射殺を正当化していた。しかし、警察発表に納得がいかないイアンさん家族・友人は、独自に射殺現場のストックウェル駅で目撃者探しを敢行、それをイスラム協会や反戦派の人々も応援し、連日、駅前で証言をもとめるビラ配布を行った。その結果、「イアンさんは、通常通りに定期パスを使って改札を歩いて通過し、途中で構内に置かれた無料新聞メトロを手に取るなど、逃亡しようとした形跡はなかった」「服は薄いデニムの上着を着ており、爆発物を隠すような服装ではなかった」という事実が判明し、イアンさん家族らは情報の公開を警察に求めたが警察は無視し、この事実を握りつぶそうとした。しかし、事件後に警察が設置した調査委員会のメンバーの一人が、この事実を内部告発(メンバーは即、解雇された)、さらには当初作動していなかったとされていた駅構内の監視カメラも正常に動いていたことも証言され、その射殺現場ビデオも存在している事実が明らかになった。

ではなぜ警察はイアンさんを射殺したのか?イアンさんを爆破犯人グループのメンバーと信じた警察当局は「見せしめのための公開処刑」としてイアンさんを射殺したのではないかという見方も出てきている。

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