更新日:2005/07/20(水)
[コラム] へそ曲がりの独り言「和歌山・砒素カレー事件の控訴審、一審同様死刑判決」
──奈良・縄文人
またまた、頼りない状況証拠だけでの死刑判決。「初めに結論ありき」の2審判決、判事たちのドタマ疑うぜ。
この事件の後、真須美が逮捕されるまでの約1ヵ月間、家の周り取り囲んで、毎日毎日「大騒動やっとった」ハイエナたちの行動に、判事たち洗脳されとったんじゃろうなあ。「真須美が犯人」じゃと思い込まされとったんじゃろ。20年前、我輩がやられた時と同じケースじゃ。
大体なあ、この事件の動機は一体何やね?近所の連中大勢に毒物飲ませて楽しむためにやったんかいな?あのときの報道でな、ハイエナさんたち盛んに流しとったのが、「近所づきあいの悪さから除け者にされて、その恨みからの真須美の犯行」じゃったが、どこからこんなガセネタ仕入れとったんじゃろ?よし除け者にされ、皆から敬遠されてたとしてもじゃ、そんな事ぐらいで大量殺人考えるかねえ?
「家の中にヒ素を置いとった」のが状況証拠の1つに挙げられとったが、殺虫消毒用のこの農薬じゃ、置いとる家が多いのとちゃうか?
それとな、カレーの中から検出したヒ素と、真須美の家の中にあったヒ素を、日本で有数の研究所で調べたら「同じものじゃった」と、自慢たらしく大報道やっとったが、考えてみ。数少ない化学メーカーで製造しとるヒ素じゃがな、同じものが全国の農家に無数に存在しとんのとちゃうか?それにな、研究所へ2種類のヒ素渡したのは警察じゃろがな。家の中にあった同じヒ素を2つに分けて、研究所へ支給しよったんとちゃうやろなあ?呵々呵々。
大和の縄文人 申す。
続きは本紙 【月3回発行】 にて。購読方法はこちらです。