更新日:2005/05/28(土)
[海外] 韓国/自由主義勢力の独走が貧困の原因
貧困とは「経済成長」の問題なのか?
貧困に対する最も支配的な観念は、「貧困が経済≠ワたは経済成長≠ノ連動している」という考えだ。
しかし本当にそうだろうか?外国の事例を見てみよう。一人当りGDPが三万jを越えている米国の貧困率は、スウェーデンやドイツの二倍以上だ。韓国の場合、GDPはチェコやポーランドより二〜三倍も高いが、貧困率も二〜三倍を記録している。すなわち、国の富の大小や経済成長は、国民生活や貧困問題に影響していない。
韓国の経済成長推移と貧困率も、連動関係はない。韓国は一九九七〜九八年の経済のマイナス成長が貧困率上昇につながったが、九六〜九七年の成長率減少時には、貧困率も小幅下落している。
また成長率が急騰した九八〜九九年には、貧困率はむしろ小幅上昇したし、九九〜〇〇年には成長率が若干減っていながら、貧困率も少し下落した。
つまり、貧困は国富の規模や経済成長とは関係がないのである。
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