更新日:2005/05/13(金)
[海外] パレスチナ/ユダヤ人入植者が放牧地・水源に有毒剤を散布
──オペレーション・ダヴ(ボランティアー団体) 翻訳/脇浜義明
パレスチナ人への嫌がらせにもイスラエル警察は黙認
三月二二日早朝、羊の放牧に出かけたアットワーニ村の羊飼いが、ハヴァト・マオン入植前哨地近くの放牧地一面に、緑色の有毒剤が散布されているのを発見した。羊が食べる草の下に、隠すように撒かれていた。羊飼いは慌てて羊を連れ帰った。
同じ有毒剤が村の水源付近にも発見された。村人はイスラエル警察に通報、再三にわたる要請でやっと警官が来て、事情聴取、写真撮影のあと、サンプルを持ち帰った。その後音沙汰なし。村人は今も不安のまま。
マオン入植地とハヴァト・マオン入植前哨地の入植者による、アットワーニ村人に対する嫌がらせは、これが最初ではない。井戸を汚染したり、建物を壊したり、住民を殴打するのはほとんど日常茶飯事である。
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