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更新日:2005/05/11(水)

[情報] 「昭和天皇記念館」いらない宣言にあなたも参加を!

現在、東京・立川市の「国営昭和記念公園」内で、「昭和天皇記念館」(以下、「記念館」と略)の開館に向けた準備が進んでいます。建設主体は国土交通省で、実に一四億円もの税金が投入されています。「記念館」の展示は、昭和天皇裕仁の「終戦のご聖断によってわが国は辛うじて破局を免れることができ」、戦後も「昭和天皇の大御心が民心の安定と活力の源となった」と述べる「昭和聖徳記念財団」という団体が担当することになっています。

「記念館」のテーマは「緑と平和を愛した昭和天皇」です。しかし第一に「緑」に関して言えば、戦後の全国植樹祭では、裕仁がたった一本の木を「お手植え」する植樹会場建設のために多く野山や森が切り払われました。これを自然破壊と言わずして何というのでしょうか。仮に裕仁が緑を愛していたとしても、そのことをどうして一四億円もの税金をつぎ込んで宣伝する必要があるのでしょうか。

戦争責任をとらなかった裕仁

第二に「平和」について言えば、そもそも開戦の詔勅を発したのは裕仁自身です。裕仁は、「大元帥」として旧日本軍を率い、アジア太平洋地域への侵略戦争の最高責任者の地位にあり続けました。そして戦後も戦争責任を一切取ることなく天皇の座にとどまり続けたのです。これでどうして裕仁が「平和を愛していた」などと言えるのでしょうか。

この「記念館」の建設主体は国土交通省、つまり国です。裕仁の歴史的評価に関する、国の公式見解を表した戦後初の記念館となります。「緑と平和を愛した昭和天皇」などという誤った展示内容は、戦後六〇年を経てもなお、日本がいまだ戦争責任とまともに向き合っていないことを世界にアピールすることに他なりません

あなたも宣言者にそれにカンパも!

以上の理由から、ここに宣言します。

わたしは、国による「昭和天皇記念館」の開館に反対します。

@名前(個人/団体)・肩書き、A住所またはメールアドレス(ニュースをお送りします)、B一言アピールをどうぞ。

※宣言者氏名は公開が前提です。ペンネーム等でも構いません。ホームページでの公開やニュースで発表します。また、国への要請や記者会見などでの利用も検討しています〔宣言第一次集約・五月三一日〕。

「いらない宣言運動」決定事項…宣言者氏名はホームページを含めて公開とする。ペンネームも可。/宣言は、国や聖徳記念財団への要請、記者会見などに積極的に活用する。/八月一五日前後に、宣言・宣言者氏名を正式に発表する機会(集会など)を持つ。

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▼集約先:「いらない宣言運動」事務局/東京都立川市富士見町二─一二─一〇─五〇四/FAX・〇四二─五二五─九〇三六 E-mail・iranaisengen05@yahoo.co.jp/財源ゼロです…カンパお願いします! 郵便振込・〇〇一八〇─六─七〇三五一五(加入者名・田中伸一郎)※「いらない宣言」と明記下さい。

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