人民新聞オンライン

タイトル 人民新聞ロゴ 最新版 1部150円 購読料半年間3,000円 郵便振替口座 00950-4-88555┃購読申込・問合せはこちらまで┃人民新聞社┃TEL (06) 6572-9440 FAX (06) 6572-9441┃Mailto:people@jimmin.com
反貧困社会編集一言政治海外情報投書コラムサイトについてリンク過去記事
更新日:2005/01/29(土)

[投書] 言わせて聞いて1199号

湧き上がる知への探究心とオルグ力●埼玉・樋口篤三

戦後六〇年。少年の日に「人生二〇年」と決意したのに、はるかに上廻る喜寿を迎えます。人生の佳境に達して強い知への探究心とオルグ力が湧き上がっています。

新たな親米脱亞、改憲、福祉きりすての流れに抗して、「これからの『もう一つの』社会をめざす」対抗戦略と統一左翼の根源的新生を天下同憂の士と志しています。労働運動─正念場の国労闘争と底辺労働者の人権の闘い、市民運動─市民自治研究センター、世界に誇る道徳国家・キューバへの連帯行動等をめざします。

ガンが転移し、三回めの治療と昨年三度の入院で友人達が『今生の別れ』とみた様ですが、名医とわが生命力で五分の四回復、あとは暫く様子を見るというところ。

「老いらくのアカ」(政治学・篠原一さんの名言)として闘い学び歩みます。

これからも「繋がり」を大切に生きていきます●京都・前進友の会・やすらぎの里

年々〈なかま〉の高齢化が進み、だんだん身体の自由がきかなくなる〈なかま〉も増えて来ました。また、元気も出せなくなってきました。しかし、いろいろな工夫をしながら何とか〈なかま〉みんなが毎日生活できるようにしてきました。

また、昨年は映画の上映会を行ったり、「電気ショック」に反対する記事を連載したりして、新しい繋がりも生まれました。私達はこれからもそのような繋がりを大切にして生きていきたいと想っています。

連帯と希望を育てる新年に●東拘・重信房子

いつも新聞に励まされ「接見禁止」によって遮られた社会とつながっている思いです。

パレスチナもイラクも、占領下生存の闘争を強いられた民衆の姿がうかびます。

憲法を無視したイラクへの派兵は、戦後の反省の上に築かれた反戦平和の民衆の意志を放りなげてしまいました。

「ヒロシマ」「ナガサキ」の還暦の新年、逆にアラブの民と、日本の民が間近にあることを自覚して、連帯と希望を育てる新年としたいものです。貴紙の更なる発展を!

コケッコーな判決めざして頑張ります●東拘・和光晴生

求刑は「無期鳥益」でした。コケッコーな判決をめざし頑張りヌキます。

ヨン様の国では死刑廃止目前です。韓流に続こう!

本年もよろしくお願い申し上げます。

ペンネームの記事に感じてしまう「軽さ」●愛媛・I

他の新聞では見られない記事があり有益ですが、ほとんどがペンネームらしく、それだけ無責任に言いたいことを言っている軽さを感じ、残念です。

もんじゅ事故から一〇年になります●たんぽぽ舎・柳田真

一九九五年のもんじゅ事故をきっかけに始まったいろりばた会議は、今年で十年目になりました。本年も宜しくお願い致します。

アジアと共に歩む日本に転換させよう●朝鮮・かりの会

展望なきまま、米一極化の道を突き進む日本の姿は異様です。今年こそアジアと共に歩む日本に転換させたいものです。

一一九八号「バリアのない街」を読んで 買春を肯定するかのような発言は見逃せません●山村千恵子

「歌舞伎町掃討作戦」に反対する気持ちなど、全体としては共感しながら呼んだのですが、買春を肯定するかのような発言は見逃せません。

性欲は、人としての生の基本ではあるけれど、相手の生の基本である性を金で思うままにする思想は支配の思想です。性は人格に深く関わるものであり、それを金で支配するのは、人格を支配することを意味します。

現在の日本では、経済を動かす力は、男性に偏在しています。金のある方がない方の、自らの欲望によらない性行為を買い取る性的支配を認めることは、日本社会の、男性の女性に対する支配を是認するものになります。

神戸大学教授ロニー・アレキサンダーは、『タイの小さなセックス・ワーカーたち』という記事の中で、「しかも、対象は必ずしも未成年ではないが、男を求めに来る日本人女性のツアーもあると聞いた」と書いています。

日本女性が性欲を満たす為なら、何もタイまで行かなくとも、国内で、逆ナンパすれば簡単でしょう。タイで求めるのは、金による擬似恋愛です。金の力により甘い言葉や奉仕を受け、それによって癒されるのでしょう。

こういう金権構造の産物である買春を、本能としての性欲と同じであるかのように肯定してしまうのはいただけません。

人民新聞を読んでいて、時々このような違和感を持つのは、もしかしたら、女性編集者が少ない為ではないかと心配します。バリアフリーを主張するのなら、編集者も半数は女性であって欲しいと思います。

【筆者より】

僕がこれから書いていく寄稿も含めて、もちろん「差別を認めていく」という考え方とは違います。

ただ性差を語る上でも山村様のご意見には無理を感じます。「買春」とは男性だけのもの、とするような考え方は如何なものでしょう。僕が初回に書いた歌舞伎町はそれこそ有名な「愛」グループの会田武社長のように、女性を対象とした風俗で名を馳せた人々も多く住む町です。これは、日本社会において女性の社会進出が多岐に渡り、経済力をつけたからこその所産とも言えます。

初回に例示として図らずも採り上げた「風俗=性」については、福祉で欠かせないテーマです。今後の連載で稿を改めて取り組んでいく事をお約束します。(遙矢当)

続きは本紙 【月3回発行】 にて。購読方法はこちらです。
[HOME]>[投書]


人民新聞社 本社 〒552-0023 大阪市港区港晴3-3-18 2F
TEL (06) 6572-9440 FAX (06) 6572-9441 Mailto:people@jimmin.com
Copyright Jimmin Shimbun. All Rights Reserved.