更新日:2004/09/02(木)
[情報] 関西/アルバイト・派遣・パート……さまざまな雇用形態の未組織労働者の組織化に着手
──管理職ユニオン 書記長・仲村実
雇用形態・性別による差別許さず新しい労働運動を羽ばたかそう
はけん・パート関西の結成総会は、役員予定者と相談活動で加入した一〇名でスタートした。専従を引き受けた内藤事務長から活動方針として、@一人で自立自活ができる賃金をかちとろう、A「有期雇用禁止」の原則をたたかいとろう、B雇用形態の違いや性による差別をやめさせ、均等待遇を勝ちとろう──が提案された。
生みの親の管理職ユニオン・関西から本田委員長、大阪労働者弁護団の永嶋里枝さん、大阪経済大学助教授の池野重男さん、地域労組大阪、北大阪合同労組、関西単一労組、おんな労組の方々、大阪府総合労働事務所などからの連帯と激励のあいさつを受けた。
二九才でアルバイトをしている代表の小原久季さんは「@若者・フリーターに目を向けてもらえる団体にする。そのための情報ツールの開発、A一過性で終わらせないために、次々とイベントを打ち上げる必要性、B既存の労働組合にとらわれない考え方で、労働運動を拡げる、という三点を重点項目でやっていきたい」と決意を語りました。
はけん・パート関西は、管理職ユニオン・関西を基盤に新しい労働組合運動をはばたかそうとしている。管理職ユニオン・関西の事務所の一角を拠点に、相談活動と加入者の団体交渉が始まっている。
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