大阪府警公安三課・ミツイ&梶本&浜田らご乱心!
編集部より
血相を変え、マジキレした大阪府警警部(補)ミツイがデモ隊に向かって吐いたお言葉である。
さらに警部補殿たちは、デモ隊に突進し掴みかかり、有象無象有志による小集会は、大混乱のなかでデモ出発となった。大阪府警公安三課=ミツイ・梶本・浜田らご一行 ご乱心をレポートする。
反戦デモ隊に突撃、つかみかかって暴言!
三月二〇日、イラク戦争開戦一周年の国際反戦統一行動では、日本列島百数十ヵ所で、数十万人が「イラク占領反対、自衛隊派兵反対」を訴えた。
大阪でも、大阪城公園で一万人が参加して「花と平和」の人文字が作られ、扇町公園でも、五千人の市民団体共同の集会がもたれ、順次平和デモに出発した。が、最後尾で独自集会をしていたのが、釜パト・有象無象有志ほかの人々。
野宿者支援のために住所を貸しただけで逮捕という無茶苦茶な弾圧に晒されている釜パトからのアピール、パレスチナ情勢の報告などしていたが、被逮捕当事者であるKさんがマイクを持ち、取り調べの様子などを披露していたその時である。
Kさんを取り調べた「ミッちゃん」(写真右上)を先頭に数人の公安ポリ公が、猛然と集会参加者に突撃してきたのである。「ミッちゃん」が言う「言うたらあかんこと」とは、取調中の「ミッちゃん」の告白であった。 (以下Kさん談)
「オレの親父は満州義勇軍で、戦後にシベリア抑留された。『洗脳』されて帰国後に日本共産党に入った」「でも、共産党では食えなくて警官になったんだ」「(だから)オレには共産党の血が流れているんだ。お前らの先輩や!」
この告白、本人はKさんを「落とす」目的ででまじめに言ったのだろうが、「おまえらの先輩や」とまで言われれば、噴飯ものである。実際、これを聞いた会場からは思わず失笑が洩れ、会場は和んだ雰囲気になったのである。
一方「ミッちゃん」は、恥じ入って退散するかと思いきや、ミツイ・梶本ほか数名がものすごい形相でずんずんK君に向かって突進しているではないか!
人民新聞を配っていた記者も、すぐさまカメラを取り出し、駆けつけて撮った写真がこれらである。(本紙参照)
なお、この間の一連の弾圧の責任者前川雅弘が、警察庁非公然専門部隊員で、関西労組交流セン夕ー活動家A君の職場へ就職し、酒と「観戦」を使い接近。家族も動員し花見に誘うなど五年にもおよぶ周到なスパイ化工作を行ったが、結局中核派によって摘発され、実名入りで暴露されていたとの情報も寄せられている。(なお前川は、大阪府警の人事異動リストによると、公安担当から外されて捜査二課にまわされる模様。(降格?))
立川における反戦ビラポスティングを理由とする令状逮捕など、イラク派兵を画期として警察権力による攻撃が強まっている。こうした攻撃には公然と反撃すると共に、スパイ活動にも最大限の警戒心を!
なお、釜パトのサイトで動画が配信されており、結構笑える