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更新日:(2004/03/27)

[政治] 米軍が友軍の遺体を不法投棄

米軍の「裏の顔」が明らかに

米軍の犯罪的行為がまたも明らかになった。友軍の遺体をヘリで埋葬もせず不法投棄を繰り返しているというのだ。

ロンドン発行の「クドゥス・プレス」が報じたところによると、二月一八日、バクダード北方の町ホディナで、遊牧民がプラスチック製の袋に包まれた米兵の遺体を発見した。夜間にヘリが旋回しているのを、不思議に思って近づいたのがきっかけということから、ヘリによる不法投棄にまず間違いはないだろう。イラク警察などが確認しないのは「日常茶飯事」であるというから事態は深刻だ。

また、バクダード東方の町サマラでも涸れた川に投棄された米兵の遺体を六〇体以上発見し回収したと、イラクのネット新聞「バスラ・ネット」は報じた。遺体は裸体であり、顔は焼かれていたという。

さて、投棄された遺体の正体だが、米軍正規兵ではなく「傭兵」であるということが明らかになっている。不法滞在している外国人を米国籍や、五〇〇〇〜一〇〇〇〇ドル程度の金で釣り、最前線に送り込んでいるのだ。(アメリカは「傭兵」大国であり、今回のイラク侵略の際も約五人に一人が傭兵だったと言われる)

彼らの顔が焼かれていた理由は、「身元を判別不能にし、本国へ送還させないようにするため」であるようだ。その決定はある米軍将校によると「ブッシュの人気低下を防ぐため」とのこと。

米兵の死者としてカウントされずに、いくばくかの金や権利のために最前線で命を落とし続ける兵士と、それを操る米国政府…イラク民衆だけではなく、自国の滞在者をも捨て石にして暴走を続けるアメリカに、強い憤りと怒りを覚える。こういった非人道的行為を続ける限り、アメリカには未来は無いと思うのは私だけではないはずだ。(神奈川・田中大也)

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