更新日:2004/01/18(日)
[コラム] 国会中継は”子供のけんか?”
みなさんは国会中継をご覧になったり、お聞きになったりするのであろうか。苦笑を越えて爆笑しなくてはならない議論が登場するので、国会だの国会議員だのがまったく褒められた代物ではないことを確認するのにちょうどよい◆最近では、もう「子どものけんか」としか思えない言い合いとなってきている。郵政事業の民営化をめぐて「郵政事業の民営化に関して残された問題が山積みである。なぜ民営化するのか、明確ではない」という質問に対して、小泉が言った台詞は「何度も私がする≠ニいっているのだから、これほど『明確』なことはない」であった。◆一昔前、いしいひさいちのまんがのオチに「国会議員は国民の民度の鏡。我々を見てれば、国民など怖くない」と国会議員が大笑いしているものがあった。恥ずかしい#ュ言を公言する首相に、恐がられる立派な国民になることを今年は心がけたいと思う。(K)
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