更新日:2004/01/18(日)
[コラム]獄中のあなたへ
暖かい日が続いていた12月。突然雪が降って、冬が当然のことのように到来した寒さの中で、獄中のあなたのことを考えています。もう何年経ったのでしょうか。自由を奪われ続けている、あなたの寒さを感じています◆革命は、人々の日常の暮らしの根本的変革に結果しなければ、意味を持ちません。ゆるやかに流れている日常性そのものの根本的変革に、どれだけの時間が必要なのかを考え得る年齢になると、人は大方、革命を忘れてしまうようです。あなたが、命を懸けて貫いた非日常からの問いかけが、どれほど革命を志す人々にとって支えとなっていたのかを考えています◆グローバリズムの浸透は、地球上の地理的空間を平準化することには成功しました。しかし、それは人々の暮らしの中に、対抗する日々の現実を闘い取る地域の創造の可能性を生み出したのだと思います◆世界の獄中に居るあなたへ、国際主義の旗を高く掲げて連帯のあいさつを!(M)
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