4/14「重信房子さん訪日『歓迎』集会」レポート

多彩な人とプログラム反弾圧運動の呼びかけも

2001年 4月5日
通巻 1073号

 23日の初公判を1週間後にひかえた4月14日、重信房子さんを支える会主催(協賛・救援連絡センター、人民新聞、月刊情況編集部帰国者の裁判を考える会、ウナディコム)による激励の集い「重信房子さん訪日『歓迎』集会」が東京・文京区民センターで開催された。入場者には日本赤軍の解散と新生の声明といえる重信さんからのメッセージを含めた資料集が配られた。集会には獄中の日本赤軍メンバーに加え、日本政府に対して重信さんの釈放を訴えるパレスチナ帰還の権利国民会議準備会、サブラ・シャティーラキャンプ人民委員会、ナジャハ・ワキーム前レバノン国会議員、PFLF−GC、PFLP政治局からのメッセージも寄せられた。
 参加者は「噂の真相で知った」という20代の青年から外国人労働者支援の70代の市民活動家、笹島日雇労組など約100人。開場前から集まりだし、初対面にもかかわらず会場準備、運営を手伝う青年もいた。この他、蔵田計成、植垣康博、鈴木邦男、塩見孝也、松田政男各氏の姿も見られた。
 集会では山中幸男氏の弾圧情況報告、大谷恭子弁護士による公判説明、宮崎学氏の反弾圧講演、岡本組によるレバノン報告の他、若松孝二監督による岡本公三さんの最新ビデオ上映、怨歌、ロック演奏が行われた。自由発言では重信さん関連で弾圧を受けた人すべてが連帯した「反弾圧運動」の呼びかけが参加者からあった。支える会は裁判カンパ集めと支援者交流を目的に会報『オリーブの木』を5月より発行する。

▼「ぜひ講読して重信さんを共に支えて下さい」/購読料は月1口2000円/半年か1年分にまとめて送金願いたい、と呼びかけている/送金先・郵便振替00110―4―613941「オリーブの木」まで。

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人民新聞社

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