謙虚に人々から学び

自分たちを変えることから

東京・浴田ゆき子

2001年 2月15日
通巻 1068号

 お元気ですか。やり残しだの「借金」だの山のようにかかえて新世紀です。根性入れて、がんばりましょうね。
 ご無沙汰しています。いろいろな思いがあってなかなかに筆が重い。丸岡君からは「イロイロ書かんかい!」と伝言が届いていますが、むつかしいもんは、むつかしい。今回の件で、そちらのみんなにもたいへんな思いをさせていることと思います。
 何をこの年月やってきたのだろうか、という思いでいっぱいです。言い、考え、信じてきたはずのことと、もっとも遠いところに実態があったのだろうか
 いつの間にか、自分たちの姿を鏡(人民)にてらし、正視すること―その回路の困難に甘え―を忘れた裸の王様になってしまっていたのだろうか……。
 人民新聞に77・5・30がのりましたが、あまりにかけはなれてしまった今の姿を思い、最後まで読みきることができませんでした。
 しかし、ここから再出発するしかありません。今まで見えなかった自分たちの本当の姿が見えるところまできたことを「幸」と考えて……再出発しましょう。客観的な自分を知っていることは100倍強くなったということのはずです。
 今は何よりも力を合わせること、謙虚に人々から学び、自分達を変えることに勇気をふるうこと……そう、あの出発点に再び立ち返りましょう。人々と共に「公然」と!です。

 

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人民新聞社

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