脱暴力を呼びかける 第3回 |
連れ合いとの関係を良くしたくて
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「男のための脱暴力グループ」 水野阿修羅 |
2003年 7月5日
通巻 1149号
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突きつけられた「買春」問題 「釜共闘」崩壊後、何ら運動らしいこともせず、ただ仕事と子育て(?)しかしてなかった。が、在日朝鮮人との付き合いだけは続いていた。連れ合いの友人も、在日が多かった。このこともあって、アジアからの出稼ぎ労働者問題にひかれるようになり、一九八八年、ボランティアの外国人支援組織『アジアン・フレンド』を立ち上げた。 「男らしさ」って…? 連れ合いは、アジア人女性のために走りまわる私にこんなことを言った。「アジアの人にはやさしいのに、私にはやさしくないね」と。「何言ってんだ。アジアの女性のために走りまわっている私を批判するのか」というのが私の気持ちだったが、反論すれば、余計もめると思った(態度には出ていただろうが)。「アジ買」に参加するようになったのも、自分の中のやましさと、弁解のためだったように思う。この中で「男らしさ」というものを考えるようになり、この会に参加してた関西のメンバーと、「メンズリブ研究会」を始めた。 |
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人民新聞社