7月の参院選、私はどうだったか? 

福島・宮沢とり

2001年 9月5日
通巻 1086号

 「自己批判」すべき人民新聞では、7・25の「ぷりずむ」にひと言、8・15の「言わせて聞いて」の大阪の奥村さんの書かれたものを読んで私は内心びっくりしました。私はどうであったのか?と問われたような気がしたからです。私もあの7月の参院選に対して、また参院選の結果について、大体7・25の「ぷりずむ」と同じような考えを持っていたからです。共産党の惨敗…、この党の字引には「敗北」「自己批判」という言葉はないのかも知れない…。私はこれでいいのではないか、と思っているし、考えてみると今もそう思っている1人なのです。
 私は今までに人民新聞をはじめ、いろんな新聞に自分の考えやその他を発表してきました。また、自分でもミニコミ みたいなものを70年から出し続けています。娘は4人いて、その中の1人は必ずといっていいくらいそのミニコミのどこかを批判しますが、ミニコミにしろ、投書投稿したものにせよ、批判を受けた経験が全くないのです。今は92才で女だからみんな遠慮して批判なんてしないのかなーと時々思ったりします。私の書く文章は言葉がかなり丁寧に使っていますが、内容は実に厳しいと思います。
 それと、私は今まで苦心惨憺した、骨折った、苦労した、と言う経験が、闘った時にせよ、ものを書く時にせよ、全くないのです。
 7・25のぷりずむにせよ、読んだ後、あるいは何も残らないかも知れない、私は選挙に本当にただむなしさを感じただけなのです。それで悪いと言われてもどうしょうもないのが現実です。といって乱鬼龍さんのように、またゼロから出発だ、などと言う自己批判は私はイヤだし、それほど老いぼれてはいないつもりです。今までの闘いはすべて勝利であった、そして今日、と、どーしても私は思ってしまうのです。
 やはり「革命」です。「革命」大好きです。

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人民新聞社

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