編集一言 |
2003年 3月5日
通巻 1137号
民族学校に国立大受験資格を求める集会は、久しぶりに元気の出る集会だった。拉致問題で沈黙を余儀なくされていた人々が、ヒドい拉致報道で溜まっていた向けようのない怒り・エネルギーを吹き出させるきっかけになった。英語学校に資格を与えて、アジア系学校は除外するというのはどう考えたって理由がない。怒りはある。が、悲壮感ではなくさわやかさを感じる集会だった。 軍国主義者・民族排外主義者がイラク・北朝鮮を最大限利用して自らの利権と主張の拡大を狙っている。連中の拠点となっているのが文科省・東京都庁あたりだろうか。連中が常にターゲットにするのが少数民族だが、彼らの反撃・反論こそが時代の流れに沿っている。 (H) |
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人民新聞社
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