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更新日:2009/12/08(火)

[社会] 地方分権 住民からのボトムアップによる「地域主権」を
──大阪府・能勢町会議員/八木修

住民と向き合っていない知事たちの「地方分権」論議

この企画を安易に受けたが、「地方分権」を橋下知事らの「首長連合」の功績と受け止めている点に疑問を感じる(まず編集部が内実は批判もしているが)。

また先の衆議院選挙では、「政権選択」の選挙で、全国組織を持つ政党は、本音で言えば「地方分権」など眼中になかった。前座的な意味合いで、タレント知事がにぎやかしただけだった。

あえて問題提起するなら、『そもそも都道府県の行政は、住民と直接向き合っているか』ということである。

私の結論から言うと、都道府県は国からの割り当てを一方的に市町村に割り振り、押し付けているだけで、中二階的な組織に他ならない。これまでの各地の知事は、行政上がりの知事か旧自治省などからの天下りの知事が大半だったことでも、明らかだ。

少し変化が見られるようにはなったが、知事職自体がシンボル的な存在で、権力も権限もそれほどなかったのだ。このことに気が付き、抵抗する知事が出てはきたが、結果的には大きくは変えることはできなかった。

その点、基礎自治体の市町村は、目立ちはしないが変化せざるを得なくなり、格闘を始めているところもある。それは住民と間近に接しているからだ。

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