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更新日:2008/08/26(火)

[投書] 言わせて聞いて第1320号

釜ヶ崎5日間の闘いは「暴動」ではなく、「抗議行動」です●大阪拘置所・稲垣浩

釜合労(釜ヶ崎地域合同労組)の闘いに同調して労働者が思い思いに闘ったあの闘いが、なんで暴動なんですか。釜合労がやったことは「抗議行動」で、労働者がやったことは「暴動」なんですか。組合と労働者を分断してどんなメリットがあるのですか。

また、若者に対するとらえ方の違いを指摘したいと思います。派遣労働者と釜ヶ崎日雇労働者を「本質において同じ」と、無理やりと思えるほど短絡的に結びつけ意義付けする手法。これは釜ヶ崎を知らない人達をたぶらかすことになり、同調することはできません。

簡単な話です。釜ヶ崎の労働者は、西成警察署が労働者に対して行った度重なる暴力に怒り、起ちあがって抗議したのです。大げさに書いたり、まちがった意義付けをしてもらっては困ります。

手紙発信「不許可」の取り消しを勝ちとりました!●新潟刑・小野寺一心

私は、新潟刑務所から発信の禁止・制限・妨害を受けています。昨年10月19日にも『キタコブシ』誌(大道寺将司さんと確定死刑囚と社会をつなぐ交流誌)への信書を発信しようとしたところ、新潟刑務所長は、「矯正処遇の適切な実施に支障を生ずる恐れがあり、また、施設の規律および秩序を害する恐れがある」との判断で、許可しませんでした。私は取り消しを求めて、東京強制管区長に申請しました。

結果としては、6月2日付で、無事「措置取り消し」の裁決が出ました(鳩山法務大臣名義)。「刑務所の判断は具体的な根拠を欠いており」、「禁止したことは不当」とするものでした。

また、「懲罰」中においても、職員の恣意的な判断で挑発・嫌がらせ・恫喝が行われ、懲罰を繰り返されている人が少なくありません。さらに冬に暖房設備がないこと、窓が旧式のままであることもあり、収容者の健康・命が危機にさらされています。ぜひ改善を望みます。

私以外にも施設から発信の禁止・制限・妨害・侵害を受けている人は多いと思います。そういった人たちへの何らかの参考になれば、と思います。

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