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更新日:2008/06/03(火)

[投書] 言わせて聞いて第1311号

絶望しか与えない政治を変えるのは私たち自身だ●兵庫・藤田雅子

昨今の日本の政治は人々に絶望しか与えない。政策の良し悪しは、国民には時間がたたないと分からない面がある。それにしても、国民の多くが小泉氏を支持したのだから自業自得といわれても弁解の余地がない。

小泉氏には人をひきつける魅力があったのだろう。筆者は小泉氏の合理主義には大きな落とし穴を感じ、道義的危険性すら感じていたが民意はそうではなかった。

ペイオフ解禁、派遣業種の拡大、高齢者の医療問題、郵政民営化等々。これらの「改革」も全くの空洞化した理論だと感じていた。民営化は掛け声とムードで、賛成され実現された。

指摘せねばならない事がもう一点ある。日本の社会は働く人々が支払う税金と企業の税金で成り立っている。そこから官僚の給与も出ている。働く人々の生活を苦境に追い詰め、貧しい人々から一層多くの税金を支払わせ、官僚はあぐらをかいて高給をとっている。

多くの労働者が職場を失い、貧困化している。税金の納入も当然減る。社会の底辺を支えているものは何か、もう一度考える必要がある。

国民は司法や行政に、冷静な目を向けねばならない。政治家は芸能人ではない。国民は自国を住みよい国するために、彼らや官僚を雇っている。

国民は自らの愚かさで国を破滅に導いてはならない。政治家は信念があれば支持率など気にする必要はない。

真面目に、良い政策結果を出してくれた政治家達には国民も感謝し、敬うマナーを持たねばならないとも思う。自国を良くするも悪くするも、国民なのだということを、もう一度認識したい。

青森刑務所・会計課長業者と癒着●岩手・ジャンボ佐藤

青森刑務所では、売店で購入した製品が故障などをしても、絶対に修理・交換に応じない。もちろん、その保証書があり、保証期間内であっても、だ。しかも、願箋を出願して「不許可」の回答が返ってくるのは、保証期間が切れる頃を見はからってのことだ。

メーカーに直接問い合わせたところ、「直接こちらで対応しますから送って下さい」とのこと。早速「郵便宅下」を願い出ても、許可されない。

メーカー担当者いわく、「個人的な見解」と断った上で、「刑務所と販売店との間に利権が存在するので、修理に応じないのではないか」とのこと。メーカーは誠意ある対応をしてくれるのですが、矯正協会販売店が悪徳商法をしているのです。

こんな高田裕一会計課長の不正を紙面で暴いて頂けたら幸いです。また、他施設での同様の故障・修理の際の対応の情報も教えてもらえたら幸いです。

「昔軍隊、今官僚」の無責任●かっちゃん

放送大学の「投資と消費者」という番組の中で、「現在、老人の平均資産2000万、若者で500万」とかいっていたが、どこの国の話かと思った。我々のような素寒貧も老人のうちなら、平均2000万ということは、持っている奴は一体いくら持っているんだろうか。

「金はあるところに集まる」とキリストも言ったらしいが、こんな平均を前提に物事考えるから、僅かな国民年金から保険料を天引きするんだな。

ウソには「小さなウソ」「大きなウソ」「統計のウソ」の3つあると聞いたことがある。統計のウソを前提にして、政治をやっているから、あちこちに矛盾が出てきて、どうにもならなくなったのが、今の国じゃないかな。

ETVで『大西巨人原点への旅』を見た。圧倒的な旧軍の無責任体系をえぐる考えに敬服したが、「昔軍隊、今官僚」のこの体質は少しも変わっていないのではないのかな。

メディアは劣化して保身に汲々、テレビのニュースは警察情報が主。まあ人民新聞さん頑張って下さいよ。サイトのメディアとか、ミニコミからしか真実が読めない昨今、口をつぐまざるを得ない状況になる前に、ネ。

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