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今年七月の参院選で護憲候補への投票を訴える南さん
更新日:2007/10/17(水)

[情報] 釜ヶ崎・名物おばちゃん半生記/労働者とともに楽しく、過激に戦う

はじめに

「三月三〇日。大雨と雷の中、センター早朝情宣へ向かいながら、赤ちゃんのように声を上げて泣いてやった。住民票消除へのやり場のない怒りを、この中で解消や!センターに着く頃には、スッキリした。関市長!泣くだけ泣いた女が、特におばさんがどんだけはじけるか見せたるわ!」(行動隊日記より)

南美穂子さん(五〇歳)は、釜ヶ崎労働者のいわゆる「架空住民登録問題」で、大阪市が具体的な動きを見せた今年一月以降、釜ヶ崎労働者・支援者と共に、先頭に立って闘ってきた一人だ。

大阪市側との交渉で、また市役所前での野営闘争では、いつも南さんの姿があった。また、スーパーでのパートや家事を掛け持ちしながら、一月中旬から平日の毎朝五時から二時間、センターに集まってきた労働者に情報を伝え、抗議行動への参加を呼びかけるビラを撒き、マイク情宣を続けてきた。小柄な身体に、はち切れんばかりの元気と闘志をたたえた釜ヶ崎の「名物おばちゃん」だ。(編集部 小比類巻)

中国文化研究会通じ釜ヶ崎と出会う

南さんは兵庫県尼崎市出身。実家は住友金属工業の工場や飯場がある労働者の街の中にある。女三人・男二人の姉弟の上から二番目で生まれ、小さなころから弟妹の世話など、家事の手伝いをしていたそうだ。

活発で、勉強もできる女の子。中学時代は当時の人気漫画「アタックbP」の影響でバレーボール部に入部した。

ベトナム反戦運動のまっただ中だった当時、生徒会の子が反戦デモに参加したことがバレて先生に怒られていた。「えらい人がおるんやなぁ」とは感心したものの、南さん自身が反戦デモに参加したことはなかった。

当時の尼崎では、ちょうど南さんたちのすぐ上の世代が「制服廃止」などを求めて学園自由化闘争を闘っていた。また「高校入学は試験ではなく調査書によって合格者の決定を行う」という「兵庫方式」(六八年導入)の影響で、受験勉強に追われることもなかった。「私たちの世代は、そんな先輩たちの闘争の恩恵を受けて、すごく自由な雰囲気だった」という。「『授業も好きな時に出たらいい』という空気だったので、帰りたかったら帰るという今の癖は、この時についたのかな」と南さんは笑う。

友達と遊んだり、映画を見たり、アルバイトに明け暮れた高校時代。「目標なくフラフラしていた」南さんは、漢文の教員から武田泰淳の本を薦められたことがきっかけで、中国にはまった。「中島敦の本も読んで、とにかく中国のスケールの大きさにあこがれた。毛沢東を初めて読んだのもその頃です」

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