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「フリーターを使い捨てにするな」「企業のために死なないぞ」「三越で売ってるモノ、全部よこせ」「とにかく生きさせろ」
更新日:2007/06/16(土)

[情報] 福岡/五月病ワクチン注射完了!
──フリーターユニオン福岡 博多の町を席巻!

五月病を予防したぞ!

「こんな社会で働けるか!」「五月病になる前に、五月革命を起こせ!」――五月一九日、フリーターユニオン福岡(fuf)の主催で「五月病祭」が開催され、福岡市の繁華街でカラフルな衣装(コスプレ)に身を包んだ若者らがデモに繰り出した。デモ隊は台車にスピーカーを乗せ、大音量で音楽を鳴らしながらコールを絶叫し、飛び入り参加を巻き込んで天神・大名の中心街を席巻した。

デモに先立ち開催された集会では、「生きさせろ!難民化する若者たち」などの著書がある作家、雨宮処凛さん(三二)と、fufの小野俊彦執行委員長(三二)が「生きづらさ」をテーマに対談した。

対談では「赤木論文」にも話が及んだ(編集一言07年06月17日参照)。雨宮さんは「衝撃を受けた」と言いつつも「共感」を語る。「自分の生きている世の中がわからないって、ものすごく不安」――イジメやリストカットの経験を持ち、かつて右翼団体にも参加した雨宮さんは当時の実感を語る。「右翼やオウムの世界観にふれるなかで、不安感が緩和されていた」。――「自己実現できていれば、右翼にも入らなかった」

佐高信氏の「何も持たないあなたでも、命だけは持っている」という応答に、赤木さんは最も腹立たしさを感じたという。小野さんも「ただ命があればいいってもんじゃない」と共感を示した。そして、アウシュビッツの強制収容所に「労働は自由への道」と記されていることになぞらえ、消費への衝動に突き動かされながら、駆り立てられるように「働かされ」ている若者の現状を指摘する。雨宮さんは「働くということが何かしら(絶対的な教義のように)カルト性を帯び、フツーに生きてフツーに働くことができない」とも語る。

雨宮さんが強い違和感をもったのは、若松孝二氏の「イスラエルやイラクに行けばいい。そこに本当の戦場がある」という応え。自身もイラクへ赴いた経験のある雨宮さんは、「「今、ここ」が戦場だということが本当にわからない、見えないんだなあ―。」雨宮さんはワーキングプアの生活実態を「しょぼい戦争」と表現する。そして、「生殺し」とも言える現状を捉えきれない左翼言論人に落胆する。

雨宮さんの知人でも自殺・心中に至ってしまった人が少なくないというが、「みんな自己責任論(を内面化している)」という。「餓死みたいなのが多かった。鬱病で働けなくて。生活保護を受けられたら、生きられた」「子どもも小さいときから自己責任を教え込まれているので、本当に逃げ場がない」(雨宮さん)というのだ。

小野さんは現在の社会状況を指して「経団連というむき出しの「敵」が見えていて、すごくわかりやすいハズ」と言い、「ここまであからさまに見えていると、立ち上がらない訳にはいかない」とアジる。「御手洗(経団連会長)はキャノンの工場で働け!」――だが、雨宮さんが「前提が揺るがないんじゃないか」と応える。「『楽しく』消費している人に、疑問を持てって言ってもウザいだけ」

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