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更新日:2006/12/26(火)

[情報] 「反排除」の闘いひろがる

「反弾圧」「反排除」掲げ、元気に集会・デモ

九月二八日、釜ヶ崎の西側にある「長橋第一公園」でテントを張る野宿労働者を公園事務所の職員が訪れた。「稲垣は逮捕されたから、もう味方してくれる人はおらんで」。三軒あったテントのうち、一つをつぶされ残り二つも時間の問題かと思われた。しかし、支援者がかけつけ、抗議行動により、つぶされたテントも無事に再建された。

釜ヶ崎地域合同労組委員長である稲垣浩さんは、テントが大阪市に潰されないように、公園事務所による清掃を毎回監視していた。今回の不当逮捕の目的が分かる出来事である。

九月二七日に不当逮捕された野宿労働者・支援者五人のうち、「釜ヶ崎パトロールの会」のMさんは一〇月一八日に釈放された。しかし、残る四人は「威力業務妨害」で起訴され、大阪拘置所に勾留されている(稲垣さん・西成公園のTさんは大阪市建設局職員のビデオ撮影を妨害したという「容疑」。同じく西成公園のKさん、西成公園よろず相談所の伊東さんは西成公園で公園事務所職員のビデオ撮影を妨害したという「容疑」)。

即日立ち上がった「反弾圧九・二七救援会」(以下、救援会)は、抗議行動に取り組み、支援の輪を大きく広げている。

一一月五日(日)には、エルおおさかで「─今、反撃の狼煙を ─ 一一・五反弾圧報告集会」が開かれた。会場では、「反排除」の手作り缶バッヂや、手ぬぐい、「弾圧なんか屁で飛ばせ!」ということでスイートポテトも物販に登場。雰囲気をなごませていた。

大阪拘置所に捕らわれているKさんからは「(勾留されていた)警察署への抗議・激励行動の声が、オリの中まで聞こえてきてうれしかった。署内でしばらく『噂の人』になりました」と元気なメッセージが届いた。

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