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更新日:2006/11/12(日)

[投書] 言わせて聞いて第1260号

911検証ビデオDVDを見て」モルガン証券は九・一一を事前に知っていた?●田川泰資

「九・一一検証ビデオ」を拝見しました。

あの航空機の追突の画面を見て一番に思ったことは、「あの映像は一体誰が取ったのだろうか?」という単純な疑問でした。事前に余程、詳しい情報を得ていないと、あのアングルは撮りにくい。

この疑問は、翌日以降どんどん広がりました。いろいろな人にこの疑問をぶっつけましたが、誰も答えられませんでした。

それから疑問は増える一方でした。アメリカは当時、世界に広がる出先機関に戒厳令を引いていたといいます。それなのになぜ、ブッシュ大統領は小学校の教室に座っていたのか。パウエルはなぜそんな緊急時に南米辺りを遊説していたのか。

そんな疑問の中で、未だに私が思っている謎が一つあります。

どこのマスコミ報道だったかは忘れましたが、あの九・一一の朝、モルガン証券(だったと思いますが)では、従業員が整然とビルをあとにして、ほとんど被害者がなかったというニュースがあったことをハッキリ覚えています。なぜモルガン証券はそうだったのか、大いに疑問を持ったものです。

そのニュースを伝えたのはどこのメディアだったのか?いまだに探しているのですが、まだ見つからないのです。おそらくその後、このニュースは抹消されたに違いない、と確信しています。

おそらくモルガン証券では、九・一一が起こることを事前に知っていたのでしょう。何か手がかりがありましたら、ぜひ教えていただきたい。

911検証ビデオDVDを見て」九・一一はキリスト教原理主義者の策動?●筑紫晴彦

思うに謀略・諜報が渦巻く国際政治において、この「九・一一テロ事件」も、やはりブッシュ大統領を裏で操る黒幕的存在の策動であることは、明らかです。

まず、破壊されたペンタゴンの状況について、米国政府による公式説明との齟齬や不自然さは言うまでもありません。

特に、番組内で紹介されていた陸軍工兵隊員の専門的知見や、現場で奮闘した消防士の証言から、WTCビルの崩落原因が、単にハイジャックされた旅客機のビル突入によるだけでなく、突入に合わせて同時に爆発するよう事前に仕掛けられた爆薬が主因という見解は、まさに驚くべき内容です。

ところで私は最近、『ソ連邦崩壊とレーガンの戦争』(田中 賀朗著、健友館、一九九八)という本を読みましたが、そのなかで、新冷戦時代の最中の一九八三年九月に起きた「大韓航空機撃墜事件」について、「米国の意図的な侵犯作戦計画を実行したもの」と著者の田中氏は推定し、主たる理由を三点挙げていました。

この「九・一一テロ」もやはり、当時のレーガン大統領の宗教信条と同様、いわゆるハルマゲドンなる世界最終戦争=核戦争を待望しているファンダメンタリスト(キリスト教原理主義者)が連邦政府中枢にもいて、彼らの策動によるものかもしれません。

日本国民の戦争責任を認識すべき靖国問題●兵庫・藤田雅子

靖国問題が曖昧なままにされているにもかかわらず、中国、韓国との中断していた首脳会談が再開されたことを国民の一人として、まず喜ばねばならない。

「国を誤った方向に導いた戦犯といわれる人々と、一般国民は別だ」とする考えもある。確かに、国民と戦犯といわれる人々の間には歴然とした違いはある。当時、戦争に反対して闘った人はわずかだったことも事実だ。

しかし、多くの国民は賛同して戦場へ行った、と言っても過言ではない。私達はこの事実を忘れるべきではない。

日本国民全体が犯した罪として私たちが認識しない限り、靖国問題は理解されないだろう。過去六〇年、「繰り返しません過ちは」と、自分たちの過ちとして誓ってきたからこそ、平和を維持できた。

不戦の憲法があったからでも、安保があったからでもない。国民の意識こそが日本を救った。一部の指導部だけの過ちではないことを、ここでもう一度誓うことが今一番求められていないだろうか。こういった、国民全体の反省がなれば、ヨーロッパ人がいうように、「一度やった過ちは二度、三度と繰り返す」かも知れない。

かつての敵で現在の親友のアメリカは、「国民の罪」という意識に欠けた国で、過去の過ちを一部の人の罪として捕らえる傾向が、アメリカ人を何度も過去に「同じ誤り」へと導いている。

日本国内で、昨今よく耳にする言葉に、「たった一つのことで、二国間のすべてのことを否定することはおかしい」という論理と、「国内問題を他国に言われたくない」という論理は奇妙で滑稽だ。島国の思考悲劇を示している。こんな理屈が国際舞台で通用すると、日本の政治家は本気で信じているのだろうか。(編集部で要約しました)

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