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古民家の台所に手づくりしたプロセッサ(写真下)で自家製バイオディーゼル燃料を作っている。純度99.09%の燃料も廃食油からこのプロセッサで手づくりした。
更新日:2006/06/02(金)

[情報] 車の燃料を手作りするということ

前回までのまとめ

二酸化炭素の排出量を削減するため、また最近の石油価格上昇にもあおられ、生物由来のバイオマス・エネルギーが注目されている。適切に活用すれば再生可能なエネルギー源となり、持続可能な環境と社会に役立つバイオマスだが、現状では海外、特に途上国からバイオ燃料を輸入する動きが目立っている。今回は数あるバイオ燃料の中でも軽油の代替燃料として使えるバイオディーゼルを市民が手づくりする動きと、その意義について紹介します。

手づくりバイオ ディーゼルの動き

「廃食油から手づくりで車の燃料(バイオディーゼル)を作ろう」という動きは、一九八〇年代後半にはアメリカで広がっていた。一九八九年には、マクドナルドの廃食油から作ったディーゼル燃料ということで「MCDIESEL」との名称で、一般家庭の台所でバイオディーゼル燃料を作る簡単な作り方がインターネット上に紹介されていた。また一九九四年には、カリフォルニアの女性四名がレストランから廃食油をもらい、駐車場などでバイオディーゼル燃料を手づくりしながらアメリカ三〇〇〇マイル(約四八〇〇km)を横断するという啓発ツアーを行い、「FAT OF THE LAND」という記録ビデオを残している。

私たちもアメリカから彼方離れた香港にいた時、インターネットで調べたこれらの情報に基づいて一九九九年にバイオディーゼル燃料を手づくりしてみた。いま使っているワゴン車はここ三年間、ガソリンスタンドにさよならしている。

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