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ハマスのハニヤ氏(左)と会談するアッバス議長(右)
更新日:2006/03/12(日)

[海外] パレスチナ/対話を閉ざしたイスラエルへのつけ
2/13 ハッサン・ハティブ(パレスチナ自治政府労働相) 翻訳/脇浜義明

旧パレスチナ体制派は「ハマス大勝」をどう見るか

パレスチナの和平陣営を切り崩し、パレスチナ人の間にハマス人気と支持を広げるのがイスラエルの意図であったのなら、見事に成功したと言うより他はない。その意味では、パレスチナ選挙結果は、イスラエルが撒いた種が実ったものだ。

しかし、そのように成功したにも関わらず、イスラエルの反応は混乱気味である。一体ハマスから何を期待しているのか、はっきりしていない。ハマスに変化するように圧力をかけるつもりなのか?ハマスとは一切交渉しないという原則的立場を貫くのか?一貫していない。

イスラエルの混乱は、ハマス勝利に対する国際社会の反応に対する失望に起因している。米国のように、ハマス政府とは外交的にも経済援助的にも一切没交渉を宣言する国もあれば、ロシアのように、ハマス指導部を正統なパレスチナ代表として受け入れ、話し合う姿勢を表明する国もある。その中間が欧州で、一定の条件付きで次期ハマス政権と交渉する姿勢だが、これは事実上ハマス政府承認である。

この点で、イスラエルもファタハも、自分たちの戦略と国際社会の主要国の態度との間で、食い違いや矛盾に直面することになる。両者とも当面の立場と戦略を、《国際社会がハマスを拒否する》という前提に置いていたからだ。国際社会が「テロ集団」ハマスをボイコットするものと思って、両者ともハマスとの関係を凍結することにしていたのだった。

ところが国際社会の反応が多様なので、両者は最近内部で議論を始め、国際社会の国々がはっきりした立場を具体化させる前に、一方ではイスラエルとファタハ、もう一方ではイスラエルと国際社会の国々との対話と協力をする必要を感じている。 ※訳注…エジプトも欧州も、ハマスがイスラエル承認、テロ攻撃停止、イスラエル・PLO間の協約尊重を条件で、外交関係や経済援助をするといっていたが、最近態度が軟化。イスラエルは、米がハマスを拒否しているものの、イラクやレバノンでイスラム「過激派」が選挙に加わったことを評価しているので、同じようにハマスを認めるのではないかと不安がっている。イランとシリアはハマス承認。サウジアラビアや湾岸首長国はハマス政権下のパレスチナへの経済援助表明、インドネシア、マレーシア、トルコも同じことをする気配である。

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