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更新日:2006/02/18(土)

[情報] 車の燃料だって自分で作れる

エネルギー自立 人々の手でバイオ燃料を!石油依存からの解放を!

再生可能なエネルギーや素材として注目されている「バイオマス(生物資源)」。しかし「エコ」「環境」の美名に惑わされると、弱者のバイオ資源を強者が資本と石油燃料を使って略奪する、環境どころか人間をも破壊する結果になりかねない。だからといってバイオマスは駄目だと切り捨てるのもせっかくの可能性を踏みつぶしてしまう。バイオマスにもピンからキリまで。たとえば同じ「木材」にも地域と環境に貢献するものもあれば破壊するものもある。

個人そして地域が自立するための適正技術として、持続可能な社会を実現するためのバイオマス利用とはどういうものか? 手づくりバイオディーゼルを草の根活動で世界的に広げてきた小さなNGO=手づくり企画「ジャーニー・トゥ・フォーエバー」の共同代表がバイオディーゼル燃料を中心に、世界規模で考え地域(個人)規模で実行するバイオマスを見極めるポイントを連載で紹介する。(編集部)

手作りバイオ燃料で自家用車楽々2万キロ

うちのワゴン車は、ここ三年弱ガソリンスタンドで給油していない。というか燃料をまったく買わずに、二万qほどを「手づくりバイオディーゼル」と、もらってきた廃食用油とで走らせてきた。

「自家製バイオ燃料で車を走らせた」といっても、なにも特別な車や設備を持っていたわけではない。うちの車はごく普通の国産ディーゼル車。農村暮らしで車が必要になった時、とにかく一番安いディーゼル車としてミーハーな中古車チェーン店で買った物だ。天ぷら油そのままで走らせるために、それ用のキットは昨年初めて装着した。

車の燃料を作ったといっても、私たちは何の資本も設備も持たない、たかが二人の物書きに過ぎない。

一人は高校中退で、私だって高校の化学も勉強していない。燃料作りの作業場は古民家の片隅。こんな私たちでも車を走らせるバイオ燃料を作ることができたのだから、誰にだってできるはずだ、と思っている。

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