更新日:2005/06/18(土)
[海外] アメリカ/米世界戦略の別働部隊「フリーダムハウス」とは?
民衆デモを組織し、親米政権樹立 各国別の作戦一覧
「世界の自由と民主主義のための非営利無党派組織」−自らをこう謳うのは、フリーダムハウス(自由の家、本部・ワシントン)だ。「国際支援プログラムと出版物の拡大を通して世界に政治的・経済的自由の目覚ましい拡大をもたらすために活動」しているという。
このいかがわしい組織名称とその目的を見れば、おおかたの読者はピンとくると思うが、ハードな米軍と両輪となって米国世界支配をソフトにすすめるのがフリーダムハウスだ。NGO=非政府機関と謳っているが、収入の4分の3は米国政府の寄付や助成金で、出資者リストには米国務省・ソロス基金・フォード財団などが名前を連ねる。
元CIA長官のジェームス・ウェールジが会長を務め、役員10名の内4名が政府から、2名が現役政治家(民主党を含む)、その他は巨大財団からという構成からして、これは「非政府」と言うより「超政府」「ウラ政府」機関と呼ぶに相応しい。
フリーダムハウスが、何をやっているか?その仮面の下の素顔を追ってみた。(編集部 山田)
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