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更新日:2005/04/10(日)

[コラム] 脱暴力を呼びかける第24回/相手と対等な立場で自分の気持ちを表現する
──「男のための脱暴力グループ」水野阿修羅

「責めない言い方」は「私」が主語

さて、前回出した(イ)責める言い方と、(ロ)責めない言い方の回答例をあげてみよう。

@娘が朝帰りした時

(イ)何時だと思ってんのや!お前は何考えてんや!

(ロ)私は心配で眠れなかった。連絡ぐらいして欲しかった。

A妻がぐちを長々と言う時

(イ)うるさい!黙れ!

(ロ)大変やねえ。私は今日はしんどいので、これくらいにして欲しい。

B夫が帰ってきて何も言わず、しんどそうな時

(イ)何か言ったら 何考えてんの!

(ロ)私はあなたがしんどそうなのを見ると心配です。良かったら教えて。

C親がうるさく言う時

(イ)うるさい!分かってるわ!

(ロ)心配してくれるのは分かるけど、何度も言われると嫌になる。

などでしょうか。他にもいろんな答え方がありますが、(イ)の答え方は、「あなた」「お前」「君」「あんた」など、主語が二人称(=「You」)になっている。

それに対し、(ロ)の方は、一人称(「私=I」)が主語になっている。(ロ)の方を「あなた」を主語にして書く人が多いが、その場合、きつい言い方ではないものの、やっぱり責める言い方になっている。@の場合だと、「あなたには何回も言ったのに、連絡ぐらいして下さい」とか、「あなたにどう言ったら私の気持ちが伝わるの」といった具合になるだろうか。

命令せず自分の気持ちを表現する

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