言わせて聞いて |
読者投稿コーナー |
2003年 12月15日
通巻 1164号
すべての外国軍はイラクから撤退すべし●大阪・吉岡雅実人民新聞の読者には自明のことだと思いますが、三月二〇日以後の米・英などによる対イラク攻撃は、侵略戦争以外の何ものでもありません。先日、ティクリート近郊で日本人外交官二人が射殺されましたが、こうした事件をテロだ、そうでないと言うのは認識不足です。フセイン政権の残存勢力とアルカイダ国際組織は、今やイスラム世界全体の復権を賭けたレジスタンス運動の幕を切り落としたのです。 皆さん、厳粛な気持ちでイスラム文明とは何かと振り返るべきです。算用数字はアラビア数字です。酸・アルカリなど基礎化学にもイスラム文明に由来するものが多いようです。 米・英をはじめとするすべての外国軍隊は、イラクから撤退すべきです。私たちはイラクで多くの人命を失っただけではなく、私たち人類文明の母胎を犯し続けています。自衛隊のイラク派兵は暴挙です。派兵すれば予告どおり、東京の中心部が報復されるのは間違いないでしょう。憲法九条、万歳! 腐り切った権力者どもに殺されてたまるか!●大阪・匿名希望二一世紀に入ってから、地響きをたてて時代が転換している。「反テロ」の美名を口実にしたアメリカの戦争が、アフガン・イラクと続けて強行されてしまった。アメリカは「次は北朝鮮だ、イランだ」と恫喝にも余念がない。 我々のような「持たざる者」は、年金や福祉などを取り上げられ、職場では陰湿で理不尽ないじめやリストラにあっている。抗議でもしようものなら、警察と一体になった弾圧、なんてのも珍しくなくなった。 世界的に見れば、食や水といった、人間にとって一番身近で大事なものまでが、多国籍企業によって好き勝手にされようとしている。 ああもう、腐り切った政治家や役人たち、資本家たちに背を向けて、のーんびりと毎日を過ごせるような、怠惰な時代はもう終わりを告げたのだねー。 冗談抜きで、このままでは我々は奴らに搾り取られ、うち捨てられ、侮辱され、殺されてしまう。まったくもってふざけた話だ。ひとにぎりの連中の思い道理になるわけにはいかん。殺されてたまるか! 創価学会追及の記事を期待します●群馬・鹿沼信彦◆おもしろかった記事 「大阪・天王寺公園 カラオケ屋台強制撤去」 (理由)…学生時代、大阪に住んでいたので、天王寺方面へもよく遊びに行った。利用したことはなかったが、カラオケ屋台はなじみの光景だった。「何故、今頃?」という気がする。 ◆ダメな記事 一一六二号では特になし。ただ、共産党・社民党に関する投書があまり建設的でないように感じる。 (理由)…左翼勢力がバラバラなのなのが駄目なのである。突拍子もない意見かもしれないが、共・社が合併でもしなければ、護憲勢力のインパクトなし。 ◆今後取り上げて欲しいテーマ・ご意見 最近、創価学会に関する記事がなくて不満。人民新聞は違うだろうが、共産党系を除く左翼の方々は、学会に対して甘い。いまだに「公明党は駄目だが、学会は信用できる」という態度の左翼文化人・ジャーナリストがいるくらいだから。 実践活動をする人が言うことは共感できる●京都・渭原武司◆おもしろかった記事 一一月一五日付、一一六一号の「衆議院選挙総括座談会」。おもしろかった、というよりも興味深く読んだ。実践活動をしている人が言うことは共感できる。そのなかでも津田道夫さんの考え方、うなずきながら読んだ。 さらに一一六二号のジンケンタロウさんの投稿文もよかった。かっての共産党は、投稿のとおり、たった四人の議員でも、激烈な国会闘争を展開したものだ。それは国会に押しかけた大衆との共同闘争であったからだ。いまは当時と時代が違うからではなく、メディアなどによる「作り上げられた世評」や「弾圧」が怖いからだ。「筋金入り」がいないのだ。 ◆今後取り上げて欲しいテーマ・ご意見 二人の外交官の死を悪用して、自衛隊派遣へこぎつけようとする小泉や石原などへの怒りの声を、活動家や評論家よりも街頭取材してほしい。 イラク・アフガンレポ性的少数者の記事も●埼玉・大浜菊雄◆おもしろかった記事 星野さん。アムネスティが政治犯に認定していたとは、会員である私も知らんかった。私もあの日、「セジウマ」として渋谷の街を駆け回っていたので─。 ◆ダメな記事 カラオケ。 (理由)…私が「カラオケ大嫌い」、という個人的な理由による。せめて、どっかで練習して上手になってから歌ってくれないでしょうか。 ◆今後取り上げて欲しいテーマ・ご意見 見本紙、ありがとう。イラクやアフガニスタンの記事、一杯お願いします。セクシャルマイノリティのも! |
[ 「言わせて聞いて」へ戻る ]
人民新聞社
このページは更新終了しております。最新版は新ページに移動済みです。