今年の夏は琵琶湖を楽しみませんか
琵琶湖への多角的調査を実施します

2003年 2月5日
通巻 1134号

 1977年に、琵琶湖に淡水赤潮が突然発生しました。
 我々には突然であったが、琵琶湖にとっては当然の現象だった。
 この大きい湖は清濁併せて飲み込んで、平気な顔をしてくれる、と我々が思いこんでいただけです。
 そこで、1983年から1986年にかけて、関西の市民団体と研究者で、琵琶湖汚染総合調査団を結成し、大調査を実施しました。この調査活動から、水道水中の発ガン物質であるトリハロメタンの問題を全国に発信し、水道水の安全性に関する大論争のきっかけをつくったのです。
 それから、20年。琵琶湖はどのように変わったのか、多角的調査を今夏実施します。水環境に関心とテーマをすでに持っている人も、そうでない人も、この調査活動に参加しませんか。
 調査団の結成記念集会が以下の要領で開催されます。ぜひご参加のほどを。
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●2月22日(土) 午後1時30分から
●京大会館(京都市左京区吉田河原町/075─753─8311)
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▼石田紀郎/京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科生態環境論講座/電話・075─753─7832/ファックス・075─753─7634

プログラム

調査を始めるにあたって…石田紀郎/今、何が問題か…槌田 劭/20年前の琵琶湖…五百井正樹/淀川水系の水質の現状…中地重晴/調査団のめざすもの…讃岐田訓

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人民新聞社

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