地球緑化と浄化 |
青森・中村亮嗣 |
2003年 2月15日
通巻 1135号
米シャトル「コロンビア」が、テキサス上空で空中分解した。 人工衛星を打ち上げる度に思うことは、軍事にしろ通信用平和目的にしろ、膨大なエネルギー、とりわけ化石燃料を莫大に費やし、CO2ガスを増やし、宇宙を益々汚していることである。 宇宙も無限ではない。地球の軌道に合わせるスペースは有限で、使い古した衛星の破片は、どんなに小さくてもシャトルに穴があける危険性を常にはらんでいることを覚悟しなければならない。 今後は、地に足をつけて宇宙開発よりも大地をこれ以上化学物質や放射能などで汚さず、むしろ地球緑化のために人類ができることに目を向けなければならない。 また、軍備こそ一番のCO2の発生源であることを知るべきである。 米・露がイラク・チェチェン攻撃にこだわっている事実も、この宇宙・軍備のための石油ガブ飲み政策にこだわっているとしか考えられないのである。 |
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人民新聞社
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