日本でありながら
日本でない沖縄の痛み

12月12日 大阪国際空港への米軍機
乗り入れに反対する市民ネットワーク

2001年 12月5日
通巻 1095号

 12月12日(日)「大阪国際空港への米軍期乗り入れに反対する市民ネットワーク」で、アレンネルソンさん、海老原さんに続き、「基地の街に沖縄が見える」と題して服部良一さん(沖縄とともに基地撤去をめざす関西連絡会事務局長)の話を聞きました。
 テロ事件・アメリカの報復戦争以降、沖縄への観光客は激減し、観光業者の倒産・失業率増などの影響が出ていて、観光と基地とは両立しないことがはっきり見えてきた。また、現状は原潜入港通知の中止、各情報の停止、兵士の行動制限、民間地での米兵の銃携帯パトロールと、海兵隊司令部の主要ゲートでの日本人警備員の銃携帯(今までは弾薬庫等の警備のみ)、基地騒音の増大など、基地があるための経済・生活破壊が証明されたことなどでした。
 基地があるということは平常ではなく、そこで生活する人々の思いとは違った町にしてしまっていることを強く感じました。
 米軍人軍属による事件被害者の会の海老原さんの話も思いうかべ、日本でありながら日本ではない沖縄の痛み。この現状はこれからますます強くなるのではないかと思いました。

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人民新聞社

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