大阪・アメリカ領事館前でのヒューマンチェーン

　ヒューマンチェーンは無事成功したが、参加者の少なさと、公安警察の多さには少々驚いた。女性グループが同日時間がずれて同じような取り組みを行ったという事情もあるが、空爆が開始された直後の集会・デモに比べると半分に満たないのではなかろうか。タリバンが組織的抵抗を止めて、戦争は終結に向かっているとの空気があるためなのか？理由は不明だが、いわゆる「初めての参加者」という顔が見られないのは残念だった。

公安の諸君。他にも20名ほどたむろしていた

　また、これを準備された主催者＝「しないさせない戦争協力　関西ネットワーク」の皆さんには、心から敬意を表したいが、願わくば、パレスチナにおけるイスラエルの国家テロ・虐殺に対する厳しい批判のメッセージは表明すべきではなかったか、と感じた。
　アフガンへの無差別爆撃は今も続き、収まるどころか激しさを増している。ブッシュ政権を調子に乗せてはいけない。頭に乗ったブッシュは次々と戦争を仕掛けるに違いない。

（編集部）