1988年11月15日、アルジェリアに政治難民として亡命していたパレスナチ解放機構がパレスチナ独立を宣言しました。欧米に後押しされたユダヤ選民主義(シオニズム)がパレスチナ民衆を虐殺の血の海に沈めてイスラエル侵略国をうち立ててから40年の歳月を経て、幾多の流浪の後にたどり着いたアルジェリアが独立宣言の地でした。
パレスチナの仲間たち、日本に住む私たちは、この日本が侵略戦争体制から解き放たれるように、あなた方の母なる大地=パレスチナも全ての侵略・抑圧・搾取から解放される日が必ず訪れること、そして真の独立が宣言されるだろうことを確信しています。
パレスチナ独立万歳!
私たちの仲間を殺すな!殺させるな!
アメリカ・ブッシュを先頭にしたアフガン侵略の最中、イスラエル・シャロンはパレスチナ自治区で民衆を殺し続けています。自治区とはイスラエルの植民地!自治区とはシオニズム=現代の人種差別主義の民衆収容所!に他ならず、パレスチナ民衆の解放の希求を誰も止めることはできません。
この現実に私たちは「イスラエル兵士と住民の皆さん、私たちの仲間を殺すな!シャロンへの非協力と抵抗を拡げよう!」、そして「アメリカ国や日本国などに私たちの仲間を殺させるな!」の声をこの日本から発します。
日本でイスラエルへの非協力―抵抗を!
日本はアフガンへの後方支援=兵站活動を担い、侵略者の立場に立っています。戦争は兵士だけの闘いではなく、兵站を含む国民の総力戦であることを私たちは、日本のアジア侵略戦争ですでに経験しています。侵略戦争を議会の承認なしで行えるようにした日本は、侵略の自由と平和と民主主義を宣言し、アフガン民衆だけでなく、侵略・抑圧・搾取からの解放を求める世界の民衆に立ち向かっています。私たちは、日本の軍事・外交とはっきり区別された歩みを今こそ大きく創りだしていかなければならないと覚悟を新たにしています。
昨年9月からのパレスチナ戦争でも同じ関係が言えます。日本はイスラエルの側に立ち、パレスチナ民衆を虐殺する側に立ってきました。私たち在日民衆は、日本軍がパレスチナ侵略から遠ざかるよう闘うとともに、この日本でイスラエルへの非協力―抵抗を創りだしていかなければなりません。日本―イスラエル間の企業協力、日本―イスラエル間の製品販売を含めて、私たち在日民衆が考え行動しなければならない関わりが身の回りにたくさんあります。パレスチナ解放にこの日本のただ中で連帯していく知恵と行動を、今こそ!
パレスチナ解放に献花を!民衆の国際連帯万歳!
▼連絡先/tel046―261―8450(桧森)
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