反ガイドライン軍事情報
中学生暴行の元空尉に
|
沖縄タイムス 7月30日 |
2001年 7月25日
通巻 1083号
今年3月、女子中学生を車に連れ込み乱暴したとして、婦女暴行の罪に問われた航空自衛隊恩納分屯基地所属の元2等空尉、目黒博光被告(34)=石川市東恩納=の判決公判が30日午前、那覇地裁沖縄支部で開かれ、杉山慎治裁判長は懲役3年6月(求刑懲役5年)を言い渡した。
量刑理由について杉山裁判長は「犯行は誠に悪質で、中学生の被害者に与えた精神的、肉体的打撃は大きい。当時、自衛隊幹部の地位にありながら、卑劣な犯行に及んだことは地域住民に与えた衝撃も大きく、被告の刑事責任は重い」と述べた。
判決文などによると、目黒被告は3月12日夕、自分のワンボックスカーに被害者を連れ込み、「抵抗すると海に突き落とすぞ」などと脅して乱暴した。検察側は公判で、同被告が乱暴の場面をビデオに撮影、その後、執拗(しつよう)に口止めするなど、悪質な犯行状況を明らかにした。
[ 「特集」トップへ戻る ]
このページは更新終了しております。最新版は新ページに移動済みです。