PFLP議長の虐殺に抗議する! 

東拘・戸平和夫

2001年 9月5日
通巻 1086号

 すでに報道などで御存知のように、イスラエルは、PFLP議長アブ・アリ=ムスタファ氏をミサイルで暗殺しました。この無法な国家テロに怒りを抑えることができません。
 この暗殺がPFLPによるイスラエル軍に対する原則的なゲリラ戦での勝利への報復として行われています。原理主義者による市民をターゲットにした無差別テロではなく、イスラエルの軍事力への攻撃を中心においた戦いが始まることをイスラエルは恐れました。その作戦とは全く関係のない政治指導者を暗殺することで、PFLPに打撃を与えただけでなく、アラファト議長への直接の脅迫としてもあります。
 同時に私たち旧日本赤軍にとっては忘れることの出来ぬ同志であり、その原則的で真摯な姿勢は、パレスチナ民衆からの信頼をあつめていたことを思い浮かべます。アブ・アリの遺志をひきつぎ戦おうとしているパレスチナ民衆への支持を強めていきましょう。

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参考 >> 計画的に和平合意から遠ざかるシャロン・イスラエル首相 (1085号)
【PFLP議長アブ・アリ・ムスタファ氏追悼】アラブ世界にこだまする「イスラエルに復讐を!」

人民新聞社

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