中北龍太郎さんの政治活動への

ご協力とカンパのお願い

 「中北龍太郎を応援する会」代表・井上二郎、他有志一同

2001年 6月25日
通巻 1080号

 私たちの共通の友人・中北龍太郎さんが衆議院議員選挙に大阪9区(茨木市、箕面市、池田市、豊能町、能勢町)から立候補する決意を固め、その準備に入ります。
 先般就任した小泉首相は異様に高い支持率を得ていますが、小泉自公保政権は、平和な暮らしを支える憲法九条の改悪、米が行う戦争への協力に道を開く集団的自衛権の承認、国家神道復活につながる靖国神社公式参拝の強行などを目指しており、その政治姿勢は、平和憲法の理念を否定する「反動」そのものであり、日本国憲法の平和主義を護りこれを生活に活かそうとする私たちとしては、到底容認できないものです。おそらくわが国の政治史上かつてない小泉首相への90%近い高い支持率は、民主主義にとって極めて危険なもので、小泉内閣はその「高い支持」を口実にして、一挙に「聖域なき改革」の名のもとに、平和憲法改悪、福祉の後退、リストラの容認など、「痛み」の弱者への押しつけの「改革」へと暴走する危険を感じないわけにはいきません。
 いま、わが国の政治にとって最も大切なことは、この小泉自公保内閣の危険な動きに歯止めをかけ、「サイレント・マジョリティ」ともいうべき市民の力を結集して、これに対抗する有効な政治勢力を作りだすことだと考えます。
 この意味でも、これまで市民運動、環境運動、住民運動の中心的役割を果し、また市民派弁護士として、えん罪事件、過労死・労災、靖国公式参拝違憲訴訟など良心の自由を守る訴訟、警察権力の濫用をチェックするなど、市民のための裁判の先頭に立ってきた中北龍太郎さんが衆議院選挙に立候補を決意したことの意義は大きいと思います。
 衆議院議員の選挙がいつになるかは、まだ予想しがたいところですが、出遅れにならないよう準備活動が必要なことはいうまでもありません。中北さんはいま、北摂の市民運動、環境運動などに携わっている人たち、また中北さんの政治活動を支援する人たちと共に「中北龍太郎と北摂市民ネットワーク」結成(結成集会は6月30日)の準備にとりかかっています。
 憲法改悪の動きに立ちはだかる中北龍太郎さんの活動の意義をご理解いただき、立候補のためのさまざまな準備活動に多くの仲間のみなさんのご協力をお願いする次第です。
 ご承知のとおり、中北龍太郎さんは社民党大阪府連合副代表を務めており、立候補に当たっては社民党公認候補になりますが、社民党は財政的には決して豊かとはいえず(失礼?)、政治活動をより活発化するには、多くの人たちの浄財によるカンパを仰ぐほかありません。この点もあわせてご理解をいただき、この不況下で大変な折りですが、どうぞカンパのほうもよろしくお願いいたします。
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▼連絡先/茨木市新庄町1―2白雲ビル201/tel 0726―20 ―8007

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