日本の権力とアメリカの権力はいっしょ

福島・宮沢とり

2001年 3月25日
通巻 1072号

 愛媛県宇和島市の水産学校の生徒たちが乗った練習船がアメリカの原子力潜水艦にぶっつけられて、何分間という短い時間のうちに沈没してしまった。乗組員や教師や高校2年生(17才)4人を含む九人は行方不明。随分日本では、あまりにも少年(女の子も)をめぐって、いろんな問題がありすぎた近年でした。その前日は国会で衆院予算委員会で、社民党の辻元清美さんが森首相やその他を相手に、盛んに論戦をくりひろげていました。内容は機密費問題などでしたが、まだ30代にもみえる若々しい(森らにすれば娘?大蔵大臣にすれば孫)彼女に、とにかくコテンパンにやっつけられてグーのねもでないのです。彼女の態度は実に冷静で立派でした。
 その日は(議会を見てたのは私は3日目?)で、辻元さんのフダン着姿に対して森のネクタイは3度かわっていて、上着は2度。扇千景は毎日かわっていて、その日は同じ女性の登場に何となくなじまぬようで、そして自分の出番がないので、絶えず指輪を眺めたり、腰がひえるのか毛布?みたいなものをひざにあてがっていました。とにかく彼女(扇)は速く時間がたってくれたらと思っているようでした。昨年の2月ごろ、扇は内閣には入っていませんでした。いきなり登壇した時、私はビックリしました。その服装にです。歌手が着るのと全く同じ左肩と裾に派手なモヨーつきでした。黒一色の男達議員は俄に活気づきました。そして、また私はオドロキました。日の丸論をぶったのです。小渕は目を細めて聞いていました。
 とにかく辻元さんの議会での質問のあった翌日、あの日、えひめ丸の惨劇が始まったのです。私は世界中の女性に対する挑戦だ、と思います。日本の権力とアメリカの権力はいっしょです。私は日本の権力だけを相手に考えていたわけでもなかったような気がするけど、今度のことで、ハッキリと世界中の権力と対峙しているような気がしてきました。
 売られたケンカは買ってみせる、今はまだそれだけです。世界中の母親、女性、農民を相手にしてアメリカをはじめとした権力は勝てる自信があるのか?ないからこそ、やったのではないか、とさえ思います。

 

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