6月の参院選を
我が物にしようと必死の自民党

福島・宮沢とり

2001年 5月15日
通巻 1076号

 小泉内閣が田中まき子を外務大臣に、そして議会が始まった―聞いていると、まき子にせよ小泉にせよ、まるで暴力団まがいの(とにかく俺は私は国民から選ばれたのだ、選ばれたのよ)という隠れ蓑を堂々と背負って、それを今から前面に押し出して6月の参院選を我が物にしようと、正に必死のかまえです。何十年と続いた菊の紋章の自民党が、いよいよ最後の土壇場で、観客?に見せ場を必死になって披露しています。正にケッ作です。
 ところで3・15日号「いわせてきいて」で、今地方が面白いで、堂本が千葉県知事になったことを云々していますが、成田三里塚に対して彼女の今やろうとしていることは、今までの歴代の知事すら踏み込まなかったやり方をもって、農民を農地を踏みつぶそうとしています、いるのです。また、長谷川健三郎の意見、全く差別です。彼は差別について全く何一つ学んだことも闘ったこともないのです。大阪人だの東京人だのって、石原もふくめて何なのだっぺ?と思います、思わざるをえません。

(終)

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