ルネサンス研究所・関西8月定例研究会 テーマ 「アベノミクス批判の視座」


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9月29日(土)14:00~17:00
会場:高槻市生涯学習センター第3会議室
参加費¥500
(報告) 榎原 均/小林襄治
アベノミクスも、仕掛人の一人である竹中平蔵が「トリクルダウンは起きない」と開き直り、また日銀が国債買い入れや、株の買い入れによる株価操作に躊躇し始めたように、破綻が目に見えるようになっています。
では批判してきた側は、なにか政策的提言をまとめ上げたかといえば、福祉国家への復帰は論外として、松尾匡のリフレ政策や、井手英策の増税論くらいしか見当たりません。
アベノミクスは新自由主義ではないという見解もありますが、この見解は新自由主義を市場原理主義と捉える誤った把握にもとづくもので、その基本的な経済政策は紛れもなく新自由主義であり、それが何を生みだしつつあるのか、あるいは資本主義をどのように変質させつつあるのかを検証することが大事です。
榎原報告は、従来研究会で切れ切れの発言をしてきた、新自由主義、負債、社会的連帯経済の三者の関連の解明についてまとまった報告を行い、アベノミクスに対抗する陣地戦の目標を提案します。
 コメンテイターをお願いした小林さんには、榎原報告が負債を切り口に一点突破して世界を切ろうとしていることに対して、株高の問題や多国籍企業の新しい展開などの諸問題を総合する形で、榎原報告の豊富化を試みていただきます。 奮ってご参加ください。
主催:ルネサンス研究所・関西

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