トランプ再登場後の世界 第1回討論集会『日韓条約60年と東アジアの平和』


イベント詳細

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6月10日(火)18:30開会
会場:渋谷勤労福祉会館第一洋室/渋谷区神南1-19-/
資料代500円<会員限定>
講演『日韓条約60年と東アジアの平和』/講師:李柄輝
主催:資本主義を超える新しい時代を開く反戦実行委員会(反戦実)
連絡:090-6481-6713(松平)
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<集会呼びかけ>
今年は日韓条約締結60年、戦後80年という歴史の大きな節目です。
日本は日韓条約締結によって、朝鮮半島の 侵略と植民地支配
ついて謝罪も賠償もしないまま韓国と国交を結び、朝鮮民主主義
人民共和国(朝鮮)に対しては、国交交渉どころか「拉致問題」
を口実にして平壌宣言を反故にし敵視政策を強めています。

本来ならば日本軍「慰安婦」問題や「徴用工」=強制連行・
強制徴用問題を梃子にして、日韓条約の根本的改訂に結び付けて
いかなければなりません。しかし「慰安婦」問題については、
2015年の日韓合意によって問題解決が 一歩も進まず、
逆に世界各地で「平和の少女像」潰しが行われています。

また強制連行・強制徴用問題では、日本の意を積極的に
受け入れる尹錫悦政権の登場で、韓国側は、日本の賠償責任を
認めた韓国大法院判決を無にするような「第三者弁済」制度を
つくり、日本政府と侵略企業の責任を免除し、日本もその
ことを積極的に歓迎し、「日韓関係が親日になりよくなった」
と居直っています。

この裏には、対中国包囲封じ込め、対朝鮮敵対政策を強め、
日米韓軍事一体化・軍事同盟化を進めようとする日本と
アメリカの狙いがあるのは明らかです。

そもそも日韓条約は、アメリカの反共政策のもと日韓を
結びつける意図のもとに締結されたものです。アメリカは
バイデン政権では、中国に対して包囲封じ込め圧迫政策を
取ってきま した。朝鮮に対しても核やミサイルを口実に
敵対政策を進めてきました。トランプ政権になってもこれは
変わっていません。

尹錫悦政権はこれに積極的に呼応し朝鮮の非核化自由統一
政策を進めようとしました。この間の非常戒厳令の発動問題で
明らかになったように、自己の政権維持のために朝鮮との
戦争をも挑発しました。

日本もまた、アメリカの対中包囲戦略のもとで、独自の
覇権の野望をもち、急ピッチで大軍拡を行い、琉球弧の
島々に自衛隊とミサイルを配備し、沖縄の軍事要塞化を進め、
東アジアの戦争の危機を高めています。
このような観点から「日韓条約締結60年と東アジアの平和」
をテーマに討論集会を開催します。多くの参加を!

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