大阪府警に続く北海道警のでっち上げ速捕      10月20日 統一共産同盟中央委員会

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【反天皇制運動への弾圧・抗議声明約要】

 10月16日朝9時半頃、北海道警察本部警備部公安第三課は、仲間1名を「窃盗」という許し難い罪名で自宅を「家宅授索」し、容疑と全く関係のない統一共産同盟「綱領」や出版物など多数を押収し、その後同容疑で逮捕した。さらに、他の仲間に対して任意出頭を強要している。これは昨年10月の大阪府警による、全国8カ所に及ぶ家宅捜索と以降9回にも及ぶ執拗な任意出頭強要の後、2月3名の仲間を「詐欺罪」「犯罪による収益移転防止に関する法律違反」で逮捕(不起訴処分)した、統一共産同盟に対する組織弾圧の一環だ。  

今回の「容疑」は、昨年11月、闘病の末亡くなった友人に依頼を受けて入院中から生活費や病院の支払いなどを友人の口座から行っていた行為を、犯罪としてでっち上げるものである。道警は、友人からの依頼の書面も確認、押収しているにもかかわらず逮捕を強行したのである。前回同様、 市民生活で誰もが通常行っている行為を「犯罪」とデッチあげる許し難い弾圧である。このような弾圧を許せば、市民生活への国家の監視・介入はますます強められる。戦争国家に向けた治安管理強化を許してはならない。  

昨年の弾圧は「『明治150年』政府式典粉砕!デモ」、3名の不当逮捕は、アキヒト在位30年政府式典反対闘争の直前であった。今回も、「10・22新天皇即位国家式典反対闘争」の直前であることから見て、我々の反天皇制闘争への事前弾圧、組織弾圧であることは明らかである。国家権力による反天皇制闘争に対する階級的敵がい心の表明に他ならない。我々は、今回の北海道警の不当極まりない逮捕に強く抗議する。でっち上げを許さず、仲間の早期奪還を勝ち取り、同時に反天皇制闘争、反戦·改憲阻止闘争を全力で闘いぬくことを決意表明するとともに、圧倒的な反弾圧支援カンバを訴える。

カンパ送り先/ロ座名:史的唯物論研究所 振替口座:00160―0―168335

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