【贈呈本紹介】季報 唯物論研究(第146号)

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編集・発行「季報 唯物論研究」刊行会

 「yuiken」の愛称で創刊以来38年親しまれてきた論文雑誌「季報 唯物論研究」の第146号が発刊された。  

今回の特集は「資本主義は今:経済学者たちに聞く」だ。白川真澄氏の「リーマンショックから10年―何が変わったか」をはじめ、5名の経済学者が、世界経済の問題を多方面から分析している。人民新聞の新年特集号の対談で「反緊縮財政の可能性」を提示した松尾匡氏(理論経済学)は論文「レフト3・0の体制変革展望」を寄稿している。「薔薇マークキャンペーン」(反緊縮政策を掲げる選挙候補者に認定マークをつけ可視化する運動)の先鋒となる彼は、「バルファキスやサンダースの『プログレッシブ・インターナショナル』に呼応する勢力を日本でも作ろう」と呼びかけている。  

「yuiken」は書評、論文に限らず、エッセイ、最近読んだ本の紹介、編集部への提言、近況など幅広い投稿を募集している。  

(詳細は公式HP:https://kiho-yuiken.jimdo.com/に掲載。)

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