神戸拘置所は冬山登山?皆でマメに激励と差入れを

ドタバタ☆編集長差し入れ記②差し入れおばさん (兵庫県)

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 12月21日、一番恐れていた神戸拘置所行きが決まる。2006年には凍死者も出たという、暖房装置もない極寒の地。「すぐに防寒用品の差し入れをしてほしい」と弁護士さんから連絡を受け、スポーツ用品の店へ飛び込む。

 「冬山登山に行くのですが、一番暖かい手袋と靴下をください」

 店員さん「どちらの山ですか?」 私「まだ、決まっていないんですが、寒いところで」(まさか六甲おろし吹きすさむ山上の神戸拘置所と言えず)。

 店員さんはお勧めの発熱素材の靴下や手袋を紹介してくれ、冬山登山の注意点までごていねいに説明してくれた。

 それにお礼をいうと、「プレゼントラッピングしましょうか?」と聞かれ、あっそうだ、今クリスマスなんだ。もちろん、お断りするが、寒さから身体を防衛する大切なクリスマスプレゼントだ、と抱えて帰る。

 翌日、神戸拘置所へ初めていく。三ノ宮からバスで30分、ひよどり北町下車すぐ。拘置所ではまず関所があり、そこで携帯電話をロッカーに入れるよう指示され、ボディーチェックと荷物検査、金属探知器検査をうけ、やっと差し入れ場所に行ける。この日は毛布2枚と靴下、手袋など用意したものはスンナリ入った。生田署で却下された少し長い靴下が、ここではOKとなる。

 ヤッホーがわりにシュプレヒコール

 この日はバス亭から拘置所までの坂道をのんびり歩いたのだが、5日後の27日、同じ道は「拘置所の敷地内です」と言われ、編集長激励のために訪れた私たちの前に拘置所職員や警察によるピケ隊が立ちふさがり、一歩たりとも前に進めない! 拘置所門前で集会をするどころか、そこまでたどりつかない。

 緊張感の中、にらみ合い抗議行動したがラチが開かず、仕方ないから明かりのついている建物に向け「山田さん、がんばれー」「編集長、負けるな! 皆で応援にきたよ!!」とシュプレヒコールする。寒空に響きわたるこの声は、編集長にハッキリと聞こえうれしかったと涙ぐんでいた、と翌日の接見で聞きました。良かったです。

 激励行動は、いろいろな人がコマメに行った方がいいそうです。差し入れ品がなくても売店で飴でも買って差し入れでき、差し入れ者の名前が中の本人に届くので、それが励みになるようです。皆さん、ぜひ行きましょう!

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