【各地のムーブメント】10・11「福島原発避難者訴訟」(1次2次) 結審を迎えて全国の皆さまへ

原子力災害の被害立証と恒久救済を!─判決は来年3月

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森松明希子

 10月10日の「福島生業訴訟」(『生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!』福島原発訴訟)の国の責任を真正面から認める「勝訴」判決は、多くの皆さまの応援、世論の後押しあっての勇気ある公正判決だったと思います。
 課題の残る部分は、後続の全国の訴訟団が、「目に見えない」放射能がばら撒かれた「核被害」の一つでもある原子力災害において、ふつうに暮らす人々が被る被害の実相をきちんと立証して、損害の全貌を明らかにし、原子力災害から人の命や健康、暮らしにかかわる当たり前の基本的人権が侵害されないよう、恒久救済を求めてまいります。
 本日(10月11日)は、その被害を真っ先に訴えた勇気ある集団提訴に踏み切ってくださった「福島原発避難者訴訟」の結審の日です。早川団長は全国を率いる原発被害者訴訟原告団全国連絡会の共同代表でもあり、生業訴訟原告団の団長とともに、全国の訴訟団を率いてくださっています。
 常に、被害の大きさ、被害の実態、原発の人々に与える被害の影響がまだまだ伝わっていない、ということを全国連の会議でも伝え続け、各訴訟団を大きくまとめ牽引していってくださっています。
 私たち全国に散らばる原発被害者が分断を乗り越え、連帯し、それぞれが被害の実相を余すところなく伝える固い意志を貫き通せるのも、福島原発のある現地から発信し、伝え続けてくださるからこそです。また、それを支えてくださる皆さまのおかげです。
 特に、避難者訴訟は原発から最も近い福島地裁いわき支部での裁判です。また、いわきという避難者・滞在者の混在する地域での訴訟団のお取り組みには、並々ならぬご努力があったこと、私も全国連の会議などでその一端をお聴きするたび、想像以上の大変さ、厳しさも共有させていただいているつもりです。そして、何よりも生業訴訟同様に、福島原発のおひざ元の福島現地でのお訴えに、心から感謝と敬意を申し上げます。
 本日、その福島原発避難者訴訟の結審の日となります。 全世界の人々に、福島原発避難者訴訟原告団の訴える被害の事実を共有していただきたいと思います。今後の未来のために心を合わせ、避難先の大阪の地から、心より福島原発避難者訴訟団の皆さま方にエールをお送りしたいと思います。

※「原発賠償関西訴訟」次回は14時~大阪地裁202号

▼原発被害者訴訟原告団全国連絡会
http://www.jnep.jp/genzenren/

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