刑事裁判で「夫婦同然の関係」 認めながら、給付されず  酒井 徹(名古屋市在住)

同性パートナー犯罪被害者給付金裁判  12月12日、名古屋地裁で「同性パートナー犯罪被害者給付金裁判」が行われ結審した。犯罪被害者給付金は、犯罪でケガを負った本人や、殺された人の遺族を支えるための制度。配偶者が殺された場 …

【言わせて聞いて】故中曽根康弘の膿は 安倍首相の膿に通じる

 あの醜い怪獣・中曽根康弘の美化報道に異議を唱えたい。中曽根と安倍とは、ネオリベラリズム、民族主義、軍国主義、闇世界とのつながり、米国追従などの面でよく似ているので、なおさらだ。   戦前中曽根が海軍将校だったとき、赴任 …

【民営化と教員イジメの深層】安倍官邸肝いりの民間試験導入 校長民間募集・評価制度導入で仲間意識崩壊 元高校英語教員/大阪教育合同労働組合 寺本 勉さんインタビュー

ビックデータ握り 教育・受験産業を支配するベネッセ  10月、大学入試への民間試験導入に対し、「公平性が確保されない」などの反対意見が噴出し、延期が決まった。英語民間試験は21年1月に実施予定の「新共通試験」の一環だ。国 …

【ぷりずむ】

 桜を見る会についてのアベの説明に「納得がいかない」と答えた人は70%、それでいて「アベ政権を支持する」と答えた人は50%を超えた。つまり、少なくとも20%の人たちは、「桜を見る会の説明に納得はしないがそれでもアベを支持 …

【連載 安倍政権批判(終)野党共闘】「権力の私物化」許さない ダイナミックな野党共闘を ミナセン尼崎 弘川 よしえさんインタビュー

安倍政治に対抗する政治 地域から積み上げる  安保法制成立に危機感を抱き、4年前にミナセン尼崎をよびかけ、市民の立場で野党共闘を推進してきた弁護士・弘川よしえさん。統一地方選(4月)では、県議選に立憲民主党から立候補した …

建屋に大量の雨水流入、フレコンバッグの流出 あぶくま97条の会 遠藤 智生

東日本を襲った台風19号と福島第一原発 真実を明かさない東電  10月12日、伊豆半島に上陸した台風19号は、東日本に大きな被害を残した。被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。   福島県でも30人の死者を …

【時評短評私の直言】西成特区構想と 増設されたカメラ 神戸大学准教授 原口 剛

釜ヶ崎監視カメラ弾圧  11月6日、釜ヶ崎にて警察による弾圧が起き、4名が不当に拘束された。団結テントに向けられた監視カメラにゴム手袋をかぶせ、撮影できないようにしたことが逮捕理由なのだという。きわめて正当で、しかも非暴 …

【告発】暗躍する「自衛隊情報保全隊伊丹」 関西各地の市民運動を日常的監視 春待ち人(関西在住労働者)

 私が自衛隊内に公安警察と同じ役割を担う「情報保全隊」がいることを知ったのは数年前で、京都・経ヶ岬の米軍Xバンドレーダー反対集会に参加した時だった。一緒に参加していた人から「あいつ自衛隊のやつや!」と言われて初めて気が付 …

那覇県庁前で集会、衝撃的な告発が しばたてつや(ジュゴン愛好家)

全国各地のフラワーデモに連帯して  毎月11日全国各地でフラワーデモが開催されている。フラワーデモとは、3月に立て続けに出されたレイプ加害者への無罪判決に対して、この国の司法はどうかしてる、誰かの尊厳を奪いつつ無関心では …

【連載(7)食べて身になる】日本でサプリメントが 売れ続けてしまう理由 内山 章さん(62歳・健康知識に関する講師)インタビュー

そもそも「サプリメント」って?~「治す」ではなく「整える」~  睡眠、運動、食事―これらはわたしたちの健康を支える基本的な三要素であり、個々人が自分に必要な量をバランスよく摂れるよう、日々心がけながら生活しているのではな …

イラン民衆の健康被害もたらす 医療器具・薬品の全面禁輸 翻訳:脇浜義明

米国の非人道的なイラン制裁  国連は大国による経済制裁―とりわけ薬品や食糧の経済制裁は非人道的だから控えるように呼び掛けているが、口先だけである。経済制裁のなかでも卑劣なのは、医療薬の禁輸措置だ。米国のみならず他国からの …

日本赤軍の声明掲載を理由に 家宅捜索を合理化する検察

第6回 人民新聞社 ガサイレ国賠訴訟報告  11月20日、編集長不当逮捕に伴う事務所家宅捜索への国賠訴訟第6回が行われた。当日の裁判も「証拠整理」だが、検察は捜索を日本赤軍と関係づけて、正当化する資料を出し続けている。書 …

【トシのつぶやき】即位の礼、大嘗祭  私感  編集部・トシ

 11月14日夜から15日にかけて大嘗祭が行われた。この宗教儀式に使われた公費は27億円だという。近代国家のすることではない。皇族という人たちがいるために、この国はいまだに共和国になれずにいる。   大嘗祭では、儀式に使 …

【イスラエルに暮らして】犠牲者の家族・葬列に 襲いかかる特殊部隊 イスラエル在住 ガリコ 美恵子

理由もなく尋問・拷問の末 虐殺 被害者宅を包囲する特殊部隊 自宅でできないお通夜  イスラエルが殺害したパレスチナ人の葬式には催涙弾がつきものだ。無実の場合でも、謝罪はおろか、遺族を攻撃する。   シルワン村のファーレス …

香港民主派支援を訴え 高円寺に結集

 11月16日夜、高円寺駅北口広場に香港民主派支援を訴え、40人が集まった。黒服に身を包み、香港連帯の意志を示すヘルメットやマスク姿の者もいる。主催者による香港の現状解説の後、現地からの電話中継やマイクリレーなどが行われ …