米中「新冷戦」と中国の広域経済圏  -グローバル資本主義下での世界経済の変容-


イベント詳細

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7月2日(土)13:30~16:30
ZOOMによるオンライン
参加費 500円[あと払い]
講師:土肥誠(中国・西安外事学院大学教員)
主催:世界資本主義フォーラム  https://www.worldcapital.online/
参加方法 (1)前日[7月1日]までに、yazawa@msg.biglobe.ne.jpまで、・氏名[所属・立場など]をお知らせください。事前に資料配付します。早めに申し込みください。
(2)参加申し込み者にZOOM接続情報を送信します。当日朝9時までに「リマインダー」(再送信)します。届かない方は、正午までに、矢沢まで連絡ください。
(3)参加費 500円[あと払い]、支払い方法は、世界資本主義フォーラムのサイトをご覧ください。 https://www.worldcapital.online/

1980年代の「改革開放」以来、中国は目覚ましい発展を遂げてきた。中国は2010年にはついに日本を追い抜き、アメリカに次ぐGDP世界第二位の経済大国となったのである。
中国は、特に習近平政権から、韜光養晦(実力がつくまで我慢する)から奮発有為(勇気をもってやる事をやる)へと、その態度を変化させた。
「一帯一路」で周辺諸国を取り込み、場合によっては恫喝に近い態度で周辺諸国に中国の要求をのませようという態度が見受けられる。
一方で、チャンピオンアメリカも挑戦者中国を黙って見ていることはない。トランプ政権以降、中国に対し関税をかけたり、ファーウェイへの対抗策を講じたり、
アメリカに設置されている孔子学院を「スパイ機関」だとして規制を強化したりしてきた。
今の米中関係は「新冷戦」と形容され、世界経済や安全保障への不安は高まりつつある。
中国は、なぜ米国と対立する道を選んだのだろうか。今後米中関係を軸として進んでいくであろうこれからの世界を、私たちはどう見れば良いのだろうか。
今後、世界はどう変わっていくのだろうか。貿易摩擦や関税合戦などの単なる現象の考察ではなく、米中対立の構図、とりわけ中国の意図を探ってみたい。
このフォーラムは、研究者だけではなく、様々な立場の方が参加されるとのことなので、詳しい経済分析というより、問題意識を広く共有して全員で議論できる報告を行いたいと考えている。

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