第90回日比谷メーデー


イベント詳細

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5月1日(水)開会 9:50 開場 9:05 デモ 11:15
会場:日比谷野外音楽堂(日比谷公園内)
主催:第90回日比谷メーデー実行委員会(東京都港区新橋6-7-1 川口ビル6F TEL 03-5403-1650 FAX 03-5403-1653)
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第90回日比谷メーデーへの呼びかけ/鎌田博一(国労東京委員長)/平賀雄次郎(中小民間労組懇談会代表)/中岡基明(19けんり春闘事務局長)/渡遠 洋(全労協議長)/大森 進(東京全労協議長)
働く者の団結で生活と権利、平和と民主主義を守ろう!★9条改憲反対! 辺野古新基地建設阻止! 安倍政権の退陣を!★なくせ貧困・格差 8時間働けば暮らせる社会を!★外国人労働者との連帯・共生を! 原発ゼロ社会の実現を!
働く者の賃金・労働条件の改善、平和と民主主義を求める、すべての働く仲間のみなさん!
春闘は、労働者総体の賃金・労働条件の底上げを勝ち取る闘いです。安倍首相が演出した官製春闘は、5年連続のベースアップを実現したというものの、その内実は企業に巨額の利益を生み出し、その利益は役員報酬と株主への配当に充てられ、労働者は益々格差と貧困へと追い込まれ、賃上げを実感することすらできません。
厚生労働省の毎月勤労統計の不正調査問題は、実態のないアベノミクスの虚像を正当化するための統計データーの改ざんであり、嘘と欺瞞で労働者・市民を欺き民主主義そのものが安倍一強・独裁政権で壊されようとしています。
東日本大震災から8年が経過しましたが、いまだ5万人を超える人々が避難を強いられており、帰還困難地域の解除などにより、更なる被曝の強要が行われています。昨年野党4党が提出した原発ゼロ基本法案は、何ら審議されることなく一年が経過しています。今こそ、福島第一原発事故の被災者への支援と脱原発に向けた取り組みを進めて、再生可能エネルギーの活用、持続可能な社会の建設を進めていかなければなりません。
沖縄では、2月24日の県民投票で辺野古新基地建設反対の民意が示されましたが、安倍政権は民意を無視して辺野古の海への土砂投入を強行しています。福島と沖縄の闘いと民主主義を守る闘いのうねりを起こし、9条改憲、戦争のできる国を目論む安倍政権を退陣させましょう。
昨年、安倍政権が強行「成立」させた「働き方改革」関連法が4月から施行されました。労働時間の上限規制を骨抜きにする「過労死ライン」を容認する特別条項の制定と、「残業代ゼロ・過労死促進」といわれる8時間労働制を破壊する高度プロフェッショナル制度など、さらなる労働者の資本への隷属を加速し、分断社会を決定づける悪法であり、労働者の犠牲の上に「生産性の向上」を強制し、企業の成長を図るものです。また、安倍政権は外国人労働者の「特定技能」ビザによる、少子高齢化で不足する「労働力」を安価で使い勝手のいい労働力として、賃金や労働条件、社会保障などをおざなりにしたまま「外国人労働者」として活用しようとしています。共に働き共に生きる労働者との共生社会の実現をめざして闘いを進めなければなりません。
こうした安倍政権の暴走を止める春闘の只中で今年のメーデーは開催されます。
私たちは、春闘を「総労働と総資本の闘いの場」として再生し、賃上げはもとより、労働者の権利破壊、企業の不法・脱法行為、貧困・格差の拡大と対決し、非正規労働者の均等待遇・権利拡大を目指して、ストライキを武器にした大衆闘争で闘っていきます。私たちは、このような中で、自己責任、自助努力を強制する企業利益優先の社会に反対し、民族排外主義と差別を煽る勢力の拡大と動きに反対し、国際連帯で闘っていきます。そのために、労働者・市民とともに生活と権利を守る立場の地方議員・参議院議員の擁立に向けて、第19回統一地方選挙と参議院議員選挙を闘い抜き、未組織労働者・非正規労働者・外国人労働者の低賃金と労働条件の改善、労働者の地位向上を勝ち取る闘いを行っていきます。同時に、総がかり行動に結集する多くの人々と連帯し、今こそ、震災復興、脱原発、集団的自衛権行使阻止、辺野古新基地建設反対、戦争法廃止、共謀罪廃止、憲法改悪反対、平和と民主主義擁護を掲げ、労働組合への弾圧をはね除け、全ての労働者市民、そして戦争に反対する全世界の人々と手をつなぎ、共に闘っていきましょう。そして、すべての闘いに労働者・民衆が連帯し、闘いの中で勝利を勝ち取り、安倍政権を打倒しましょう。
私たちは、憲法9条改憲と天皇代替わりを利用した国民統合を許さず、メーデーを働く者の『闘いの広場』として位置付け、統一メーデーの実現を求める立場を改めて確認し、メーデーの歴史と伝統を掲げ、すべての働く仲間に対し、5月1日に開催する第90回日比谷メーデーへの参加を呼びかけます。2019年3月26日

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